社団法人日本印刷産業連合会が創設した制度で、印刷業界の環境配慮自主基準「日印産連『印刷サービス』グリーン基準」に基づいています。印刷製品に表示されるグリーンプリンティングマークはスター付きの3 種類。スターの数が増えるほど、環境配慮の度合が高いことを示す総合的環境配慮マークです。
一般的に、食品の安全・安心に対する関心は非常に高いですが、印刷物の安全・安心については、あまり関心が高いといえません。
2012年、西日本のオフセット校正印刷会社の工場で、1年以上働いた経験のある元従業員のうち、17人が胆管がんを発症、この内8人がお亡くなりになりました。調査の結果、作業時に使われた洗浄液に含まれる、化学物質や有機溶剤が原因であることが判明しています。
認定基準に労働安全衛生の配慮なども追加されたため、印刷会社においても、クリーンな労働環境や有害な物質を含まないインキを使用するなど、「安全・安心」であることが重要になっています。