こんにちは!SWAMPERSの佐々木です。第34回映画でつながる交流会は、「パレスチナのピアニスト」を上映いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。
私自身、「パレスチナのピアニスト」を観て、「平和とは何か」を改めて考えさせられました。(※以下ネタバレを含むかもしれませんので、まだご覧になられていない方はご注意くださいませ。)
主人公ミシャは、紛争の続くパレスチナに生まれ、検問所を越えてユダヤ系の教師からピアノを学ぶ。彼の姿は、分断された世界の中でも、人と人がつながる可能性を示していると感じました。
音楽は言葉を超え、国境を超え、宗教を超えて人の心に届く。ミシャの演奏には、争いではなく希望が宿っていた。彼の夢を支える教師や家族の姿にも、平和への願いが感じられました。
この映画を通じて、私は「違いを乗り越える力」としての芸術の可能性を強く感じました。私たちが日常の中でできることは小さいかもしれない。でも、理解しようとする姿勢、対話を重ねる努力が、平和への一歩になると信じたい。ミシャの音色は、そんな願いを私の心に響かせてくれる上映会でした。
お客様からもこの映画のご感想をお寄せいただきましたので、ご紹介いたします。
映画のご感想
●10歳で始めたピアノが4年で評価されるような才能があるのに、生まれた環境によって苦労しながらも諦めずに夢を実現する努力を続けた事が花開いたのだと思います。素晴らしい青年を応援します!
●最近出会ったパレスチナ人の友達も才能を活かして海外で働いていますので、その人のことも思い出しながら拝見しました。どんな人も平和に幸せに暮らせる社会・世界を願っています。
●イスラエルとパレスチナという国境を隔てた葛藤の中、徐々にプロ意識を高めていく主人公のミシャと家族の距離感が絶妙だった。素人が聴くと最高の演奏に聴こえるが本人は納得のいかない様子。それでもプロ達は「本当の音楽家は自分に納得しないものだ」という回答にミシャの志は非常に高く純粋なのだと感心。今は戦争で対峙する国となってしまったがミシャの演奏に国家間の隔たりは無いのだと思います。
●遠い国のことも、映画ですと親しみやすいです。
交流会は、非常になごやかな場となり、皆様が楽しんでくださっているのを実感できました。参加者の方々が多かったこともあり、映画が単なる鑑賞体験にとどまらず、行動や連携のきっかけとなる可能性を強く感じました。
交流会に対しても、ご参加の皆様からの温かいご感想をいただけて、大変嬉しく思っております。
交流会へのご感想
●老若男女 大勢のお客様が各々お話されて有意義な時間を過ごされていたのが良かったです。
●新しい方が多く参加されていてとても良かったです。いつもありがとうございます。新しいご縁に繋がれば嬉しいです。
●さまざまなお話は勉強になります。貴重な機会をありがとうございます。
今回の映画で、青年ミシャの諦めない姿に心を打たれた方、勇気をもらった方が多かったように思います。
次回、11月21日(金)第35回映画でつながる交流会は、「医学生 ガザへ行く」を上映いたします。救急医療の現場・ガザへ飛び込む青年の生き方に学び、パワーをもらいましょう。
お申し込みはこちら→https://peatix.com/event/4438109
皆様のご参加、心よりお待ちしております。