ペット防災週間企画「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」特別上映会&交流会 開催報告

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こんにちは。Swampersの井手迫です。9月5日(金)に開催された特別上映会&交流会では「犬と猫と人間と2 動物たちの大震災」を上映いたしました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

この日は台風による大雨で、開催の判断がとても難しいところでしたが、この日を楽しみに待っていてくださるお客様もいらっしゃるはず!と、夕方には雨が上がる予報だったため、開催させていただくことになりました。

映画の舞台は14年前の東日本大震災後の福島。被災した犬や猫、飼い主さんの苦悩と葛藤、原発事故で取り残された動物たちのために「命」を守ろうと奮闘する人々の姿を追ったドキュメンタリーでした。

お客様からもご感想をお寄せいただきましたので、共有させていただきます。

●震災当時を思い出し、畜産酪農の被災した惨状を少なからず知っていましたが、あらためて生きた映像を観ることで被災したのは人だけではなかったと痛感しました。原発事故で置き去りにされた骸を見て、これは人災であり、人にしかとれない責任。二度と起こさないために総国民の課題として取り組む事です。

また、ペットの同行避難の知識が皆無だったので大変ためになりました。
ペットを持たない人も知っておく知識だと思うので もっと情報を拡大するべきですね。

●東北と神奈川とは犬を飼う環境が(外で鎖に繋いで、など)違うなど、地域での飼い方があるのでなんとも言えない気持ちになりました。とにかくペット連れて受け入れてくれるような避難所を行政には考えて欲しいと思いました。ドキュメンタリーにありがちな手ぶれ感が多めでしたので少し辛かったです。

上映後には、会場の皆様へ向けた宍戸大裕監督からのメッセージを読み上げさせていただきました。

震災から14年経った今も、当時の活動を続け、動物たちに向き合い続けている人々がいることに、とても感動しました。私達人間と動物たち、その向き合い方を改めて見直し、考え続けていかなくてはいけないと気付かされるメッセージでした。

宍戸大裕監督、この上映会のために現地に足を運び、素敵なメッセージを届けてくださり、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

今回はさらに特別なことに、ミリオンペット(横浜市中区根岸)の代表・大久保様より、ペット防災についてのレクチャーをしていただきました。

「現在、環境省および各自治体では、災害拠点においてペットの同行避難を行えるように動いている。」との動物避難についての最新情報を教えていただきました。

◆同行避難・・・避難時にペットを同行し、指定された拠点に避難すること。
※同室でペットを飼育管理することはできない。

◆同伴避難・・・避難時にペットを同行し、同室でペットを飼育管理すること。

横浜市では、今期より同伴避難に向けて動き出しているそうで、この動きが進めば、ペットと飼い主にとって、より安心して避難生活を送れる可能性が高まります。

災害時のペット対策の冊子も配られましたが、PDFでもご覧いただくことができます。PDFダウンロードはこちら

大久保様もブース出展される10月19日(日)「動物愛護フェスタよこはま2025@山下公園おまつり広場」にもぜひ足をお運びください。ワンちゃんと一緒にお越しいただければ、災害時の避難体験などもできるそうです。

大久保様、ペット防災に関する有益なお話をありがとうございました。

交流会では、短い時間ではありましたが、ご参加された皆様が名刺交換をされたり、話し込む場面も見られました。交流会のお客様からの感想はこちらです↓。

●参加者の交流時間が少なかったので3時間枠も今後は検討いただければと思います。
●スタッフの皆様、とてもフレンドリーで初めてでしたが緊張せずに参加できました。

同じくペット防災に取り組むお客様からは、都筑区でのペット防災対策セミナーお知らせをいただきました。
https://tsuzukipetbousai.com/ ぜひこちらのセミナーにも足をお運びください!

【日時】9月23日(火祝)13時30~16時(受付13時~)
【会場】都筑区役所6階大会議室
 
今回は、ペット防災週間ということで、動物への想いを同じくする方々にお集まりいただき、盛りだくさんのスペシャル上映会となりました。ご来場いただいた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

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