こんにちは、スワンパーズの波多野です。
先週1月19日の午後、弊社の齋藤、ダナ、そして私の3名で、名刺などの印刷において日頃より弊社をご利用いただいている「シャンティ国際ボランティア会」様を訪問しました。
今回の訪問の目的は、私自身が大好きな「絵本」に関して、どのような活動や事業を行っていらっしゃるのかを具体的に伺うこと、そして将来的に協働できる可能性を探ることでした。
当日は、広報・リレーションズ課の吉田さんにお話を伺いました。
ひとつひとつの言葉を大切にしながら、ゆっくりと、やわらかく温かみのある口調でお話しされる吉田さん。その語りに導かれるように、私たち3人も想像力をフルに使いながら、お話を伺いました。

シャンティ国際ボランティア会様の活動は、有志の僧侶の方々を中心にカンボジア難民キャンプにボランティアとして入り1981年に曹洞宗ボランティア会として設立し開始されたとのことです。現在の事業は主に二つの柱から成り立っており、「教育文化支援」と「緊急人道支援」を行っておられます。
教育文化支援の一つにある「絵本を届ける運動」では、ボランティアによって4言語に翻訳された絵本が、タイ、カンボジア、ラオス、ミャンマー、タイ国境のミャンマー(ビルマ)難民キャンプに、年に一度、約18,000冊届けられているとのことでした。絵本は現地の事務所を通じて、子どもたちのもとへ届けられています。

「おかしよりも絵本のほうがいい。おかしはすぐになくなるけど絵本は何度も楽しめるから」というカンボジア難民キャンプの女の子の言葉が、特に印象に残りました。
政情不安の中で日々生きることに精一杯な状況が想像されますが、たった一冊の絵本を通して、子どもたちはさまざまな場所へ想像の旅に出ることができます。本を通じた活動は、無限の想像力を育むと同時に、文字の読み書きや学習にもつながるものだと感じました。
多くのスタッフの方々や企業、ボランティアの皆様の善意と支援によって成り立っている、非常に意義深く大規模な事業であることに、心から敬意を抱きました。

最後に、もうすぐ現地へ送られる絵本が収められている倉庫を見せていただきました。準備万端、という佇まいで出荷を待つ絵本たち。吉田さんは、ひとつひとつの箱を愛おしそうに眺めていらっしゃり、私が「お嫁に行くみたいですね」と声をかけると、「まさしくそうです!」と笑顔で答えてくださいました。
最後に記念写真を一枚(トップの写真です!)。
絵本を通して、これまで知らなかった世界に触れることができた、とても学びの多い時間となりました。
シャンティ国際ボランティア会の吉田さん、皆様、お忙しい中ありがとうございました!!

●追記ー何十年も現地で修繕をされながらたくさんの子どもたちに読み込まれ、文字が消えていたり破れがあったりで役目を終えて戻ってきた絵本「ぐりとぐら」。
写真中央:「ぐりとぐら」 なかがわ りえこ作・おおむら ゆりこ絵 福音館書店
右:「どうすればいいのかな」 わたなべ しげお作・おおとも やすお絵 福音館書店
左奥:「ルラルさんのだいくしごと」 いとう ひろし作 ポプラ社