こんにちは、株式会社大川印刷のSです。
今年の3月まではChessで断裁のお仕事をしていましたが、今は制作や配信業務や動画制作のお仕事にチャレンジさせて頂いています。
自分は根っからのインドア人間なのですが、映画館にはよく足を運びます。
その日、横浜ワールドポーターズの映画館に向かう道すがら普段では聞かないような熱狂の声が聞こえてきました。どうやら赤レンガ倉庫の方でした。
ゴロゴロという荒々しい音が響く方へ向かうと人だかりができており、何かを応援しているようでした。
背伸びしてのぞいてみると、柵の内側に設置された大きな構造物を前に、スケートボードを持って列を作る人たちが。
調べてみるとYOKOHAMA URBAN SPORTS FESTIVAL‘25という都市型スポーツの大会が開催されていたようでした。
ストリート文化かつオリンピック競技という二面性をもつスケートボードには興味があったので、時間まで見てみることにしました。
列に並んでいるスケーターは、手すりのついた階段、10メートルほどの平面、そしてなめらかに湾曲した曲面(ランプと呼ばれるらしい)
これを往復し、手すりの手前でジャンプしてトリックを決めます。

びっくりしたのは、ほとんど綺麗に着地できず失敗してしまうことです。
動画で見るような見事な着地は、奇跡の一枚にすぎないことを知りました。
しかしながら、怪我をしないよう受け身を心得たド派手な転び方はある種のプロフェッショナルの技のようなカッコ良さを感じさせます。
飛んで行ったスケボーを並んでいる他のスケーターが受け止め、持ち主に返してあげるといったやりとりも頻繁に見受けられました。ありがとうの一言すらも必要なく、当たり前のようになされるそのコミュニケーションに自分は思わず感動してしまいました。
しばらくするとアナウンスがかかり、三人1組で挑戦する大会が始まりました。
正直ルールもよくわからないまま観戦していましたが、周りの人たちが盛り上がっているところで自分も「おおっ!」などと声を出してみると、なんだか一体感を感じて楽しくなってしまいました。
こうした偶然のイベントに行き当たるのを期待して、また出歩いてみようと思います。