経営実践研究会講演「人口減少時代に私たちはどんな豊かさを生きるのか?」

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石井造園の石井社長にお声がけいただき講演させて頂きました。ご依頼の演題は「人口減少時代に私たちはどんな豊かさを生きるのか?」~私たちが創る、共感と循環の未来でした。

目に見えないものこそを感じる力

人口が減っていく時代――それは「量」ではなく「質」の豊かさを問い直す時代と捉えて、大川印刷は、この変化を“縮小”ではなく、“深化”と捉えているお話をさせて頂きました。そのためには、目に見えていた物から目に見えないものを感じる力が必要となるという考えをお伝えしました。

盲目のブルーズマンに「運転したくなってくるよ!」と言わせたライ・クーダー

そこで一つ私の好きな音楽のエピソードを紹介しました。盲目のブルーズマン、ブラインド・ゲイリー・デイビスがライ・クーダーの演奏を聴いて、「彼の演奏を聴いてると、運転したくなってくるよ(“Makes me wanna drive a car!”)」と言ったという逸話です。これは実際には、目が見えず運転免許を持っていなかったブラインド・ゲイリーが「車を運転したくなるほどワクワクした」と感じたことの、強烈な比喩表現です。つまり、ライ・クーダーの演奏にはそれほどの**躍動感とドライブ感(音楽的な推進力)**があった、ということを象徴するエピソードです。それにしても、目に見えないものを感じ、できないことをやってみたくなる感覚を湧き上がらせた2人とも素敵で深いです。

Crossroads (2008 Remaster)
Provided to YouTube by Rhino/Warner RecordsCrossroads (2008 Remaster) · Ry CooderCrossroads℗ 1986 Warner Records Inc.Bac...

石井造園 石井社長講演

何度もお話を聴いていますが、社員さん愛、特に発達障がいの社員さんの接し方について学ばせて頂く点がありました。

若松さんの発表

栄区で社会福祉施設、接骨院、カフェなどを経営するというBic Heartの若松さんのお話。ちょっと思いきればできることのように紹介されていましたが、フットワークの軽さを感じさせられる素晴らしいお取り組みでした。

私たちよりも若い世代で地域ですぐできることを行動した例が話されました。

おわり

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