朝イチ東京駅近くで打ち合わせを終えて新幹線で福岡へ。11:30発ですが博多着は16:30、実に5時間もかかります。

その昔、BLUESの三大ギタリストの1人として知られるB.B.KINGが来日、新幹線に初めて乗った時にあまりの速さに驚いて「Hikari#88」という曲を日本公演のライブ盤の1曲に名付けたという逸話を思い出しました。
飛行機に乗らないのは大変か?
日本全国、大概のところには飛行機を使わなくても行くことができます。新幹線の移動は飛行機より時間はかかりますがCO2は少なめ、乗り換えもありません。東京から博多まで1本です。脱炭素経営に取り組むようになってから飛行機に乗らなくなりました。よく「大変ですね」と言われるのですがそれがそんなに辛くはありません。そこには楽しみすらあります。
大地、日本列島を実感する
全く興味のない方には訳のわからない話だと思いますが、地面を車輪を使って移動することはレコードに針を落として音楽を聴くのと少し似ていると感じます。サブスクでほとんどの曲がすぐに検索できて苦もなく聴きたい音楽が聴けてしまう便利さ、一方でわざわざレコード盤に針を落として音楽を聴く。実感なく目的地にあっという間に着いてしまうのと、日本列島を実感しながらの移動の違いが何となくそんな感覚を感じさせました。
上等なオンライン空間
基本結構車内は静かです。何かに集中するのにも適していますし、眠くなれば居眠りも比較的快適にできます。
地域のお弁当を楽しむ
移動時間がすこぶる長いので、大概食事をゆっくり摂ることができます。そしてその土地ならではのお弁当を楽しむこともできます。
あのカチカチのアイスをゆっくり食べる
新幹線名物かわかりませんが、どうにもこうにもカチカチですぐには食べられない、あのアイスに以前はイライラしたものです。でも今回は買ってから窓際にしばらくの間置いて、溶け出した頃に食べました。これがあの同じカチカチのアイスか!?と思うぐらいソフトでクリーミー、おいしくなります。
糸島を目指す
博多に着いてからは福岡空港線という地下鉄に乗り糸島を目指しました。友達のユナイテッド・ピープルの関根健次さんを訪ねました。関根さんとは横浜で企業した頃からのお付き合いでもう長いお付き合いになります。
静かな一貴山(いきさん)という無人駅に一人で降りました。そこから車でちょっとの所にユナイテッド・ピープルさんはありました。

目の前すぐが海、砂浜で働いている従業員さんたちも心身共に健康さが伝わってくる清々しさがありました。もうひとつ上の階が住居スペースで、最初そこで関根さんが釣ってきたアジ、タチウオなどを刺身で頂きました。アジは寝かしてちょうどいい感じ、タチウオは皮の歯ごたえや味わいを楽しむことができました。

夕日が落ちてきた頃に外に出て食事の場所を移しました。


もうお付き合いしてから20年くらい経つのでしょうか。奥様と3人プラス猫ちゃんとひと時を楽しく過ごしました。

今の経営のことや将来のことなどいろいろ話しました。友達は大事ですね。
おわり

