えっ!Blues経営学?〜No.3 Gary Rossington

えっ!Blues経営学?

ブリティッシュブルーズロックの香りがするLynyrd Skynyrd

ロック史上にその名を残すLynyrd Skynyrd(レーナード・スキナード)。その音楽性はBLUESとは別のものですが、BLUESに影響を受けた人たちとして取り上げます。

1977年、人気絶頂の時に飛行機事故で複数のメンバーを亡くした後、生き残りのメンバーたちが別々に始めたバンドの記録を一部ピックアップしたのがこのアルバムです。

写真にはアルバムが取り上げられていませんが、Seve Gainsのソロアルバムからも一曲だけ入ってます。ファンの私としては時代もあってレコードでは揃えてはいましたが、CDでも買い直そうと思いました。このようなアルバムが1999年リリースされていたことを今の今まで知りませんでした。経営も先行き不透明、青年会議所入会直後で全く余裕がなかったのかもしれません。

レスポール チェリーサンバーストと言えば…

私の中ではこの人で、高校時代エレキギターが欲しくて1万円代のレスポールチェリーサンバーストを手に入れました。今思えば練習用にはなりましたがそれ以外は全く使い物になりませんでした。

リーダーを亡くした後、別バンドでリーダーになるという選択

複数のメンバーを飛行機事故で亡くしたバンドはリーダーも事故で失いました。新たなバンド作りの中心は恐らくリーダーを務めた(未確認)のがGary Rossingtonだったのだと思います。(Rossington Collins Bandという名前の順番、後にAllen Collinsは別のバンド、Allen Collins Bandを立ち上げたので想像)企業で言えば社長を亡くしたGary Rossingtonはどのような気持ちで別のバンドのリーダーになったのでしょう?今思えば新しい会社を立ち上げてその社長になったような気持ちだったかもしれません。またお客さんや社会はからはいやがおうでも名バンドLynyrd Skynyrdとその音や音楽性も常に比較し続けられたのではないか?と推察されます。そういう私も新しいバンドをLynyrd Skynyrdと比較して聴いていたと思います。残されたメンバーとしてはリーダーを亡くしたこのバンドをもうLynyrd Skynyrdとは言わない、と一度は決断したと記憶しています。それだけ屋号に関する思いを社員一人ひとりが思っていた、ということでしょう。(いろいろあって後に「Lynyrd Skynyrd」として復活、1991年に来日、私も聴きに行きました)

長年のビジネスパートナーとの別れ、そして結婚

その順序は確かめていないのでわかりませんがGary RossingtonはRossington Collins Bandのリード・ボーカル Dale Clantzと結婚、一方で長年のギターパートナーAllen Collinsは別れて別のバンドAllen Collins Bandで活動をします。優秀で個性的な二人は同じ場所で働くことを諦めます。その後Allen Collinsは不運続きで交通事故で半身不随になったりしながら37歳の若さでこの世を去ります。詳しくはまた別の機会に。

そしてGary Rossingtonはその後もLynyrd Skynyrdのメンバーとした一昨年71歳で亡くなるまで活動しました。

サンボマスターが出演しているテレビのCMで「一曲で人生が変わるか?」の質問に対し「1曲どころか1フレーズで人生は変わる」と言うシーンがありますが私は正にGary Rossingtonの「フリーバード」のスライドギターのフレーズに人生を変えられました。

改めてご冥福をお祈りします。

最後にサザンロックには珍しいアカペラのこの一曲をご紹介

おわり

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