「第2回 Future Leaders」が社会課題解決型スタジオ「with GREEN PRINTING」で開催されました。初回のハーチの加藤さんに続き今回の株式会社 Innovation Design さんもB-CORP企業からのセレクトでしたが、第1回とまた異なったお話をお聴きすることができました。

「人と地球の未来を描く」
「人と企業の未来を描く」→「人と地球の未来を描く」にパーパスを書き換えたことで向かうべき方向が変わっていったそうです。
19年間赤字企業を黒字に〜支援企業で支給された一律5万円のボーナス
様々な企業の施設運営やコンサルティングをされてきた中で、19年間赤字続きだった企業を黒字化、そして全従業員さんたちに支給された一律5万円のボーナスの意義や意味のお話をされました。胸が熱くなるようなお話でした。
外資系企業のケータリング需要に生かされる「B-CORP」
外資系企業からのケータリングの依頼では、昨今人権や企業倫理を重視する企業からの問い合わせが増えてきているそうです。それに対してB-CORP認証を取得していることで納得していただける、というメリットを実感されているそうです。
野菜づくりからその野菜を活用した結婚式までをプロデュース
これには驚かされました。顧客感動企業とはこういう企業のことを言うのだ、と思いました。
廃棄が多い「ウェディング」
人生の晴れの舞台ということで、とかく豪華になりがちなウェディングにも疑問を持たれており、「廃棄が少ないウェディング」をプロデュースしている話が紹介されました。また、「新しい門出を迎える2人に相応しい結婚式を」と野菜の栽培から、そして披露宴ではその野菜使ったお料理の提供をされるまでの徹底ぶりは特に印象的でした。
「ごみを売る」取り組み
ごみを減らす取り組みは「ごみを売る」取り組みへと発展していきます。ごみを使った作品をアーティストや子どもたちに作ってもらいそれを言い値で買ってもらう取り組みです。これも唸らせられました。
最後に
ご縁がつなげてくれた、数々の可能性への感謝と言及がありました。
石関社長は「営業をしたことがないんです」と話されました。
「いろんな人からお声がけいただいて気付いたこと」として
日本人が古来から大切にしている
おかげさま
足るを知る
慈悲の心
といった気持ちを大切にしているそうです。

世の中は起きて箱(糞をする)して寝て食ってあとは死ぬるのを待つばかりなり
人生は「起きて、働いて、食べて、寝て」の繰り返しであり、 その先には「死」が待っているだけ。無常(すべてが移ろいゆくこと)を端的に表した一休の句だそうです。だからこそ一つひとつのことに感謝し慈悲の心を大切にするべきであると締めくくられました。
そして交流会では直接石関社長からその他のお話を色々とお聴きすることができ、楽しく過ごすことができました。

おわり

