SP盤の世界

ブログ

中華街の近くにレコード屋兼レコードバーがあります。今日は音楽好きの諸先輩方がたにお誘いいただき始めて訪れました。

訪れたのは「GREEN DOOR」。ドアを開けると昭和歌謡の音色が流れてきました。

ビールを飲みながらマスターのSP盤のコレクションをかけてもらうことになりました。ちなみにSP盤のSPとはStandard Playing(スタンダード・プレイング) の略で、昭和の初めごろまで主流だった78回転のレコードを指し、後に登場する LP(Long Playing, 33 1/3回転) や EP(Extended Playing, 45回転) と区別するためにこの呼び方が定着しました。標準速度の意味があります。高速回転の方が音が良いと言われています。

横浜ゆかりの歌手の歌声を当時の音源で聴く醍醐味

横浜に縁のある歌手を選んでかけていただくと、渡辺はま子がかかりました。

渡辺はま子(1910~1999)は1937年「蘇州夜曲」で人気を博し、戦時中は慰問歌手として東南アジアへ派遣されたと聞きます。戦後は「支那の夜」などで再び注目を浴び、明るく力強い歌声で人々を励ました文化功労者です。私の世代は知らない歌手ですが女優の五大路子さんが渡辺はま子の芝居を手掛けていたので知っていました。

当時の音源で当時の音楽を聴く醍醐味を感じました。

その後、ブルーズ好きを察して頂きB.B.KINGとアルバート・キングをかけてくださいました。ハマりそうなお店です。ちなみに大川印刷でもSP盤をかけることができますよ〜

おわり

タイトルとURLをコピーしました