久しぶりに参加した異業種交流会
この集まりは他の団体と何かが違うと以前から感じていました。医師、薬剤師もいれば、建設業、メディア、病院運営に携わる方もいます。なぜに盛り上がるのか?を考えてみました。
名刺交換は目的ではない
若い頃異業種交流会のような会に出席すると、自分のビジネスの話をして「仕事があったら宜しくお願いします」と名刺交換をバンバンしたものでした。
しかしその多くは後にはつながず、やがて名刺交換した人のことも忘れ、顔を思い出せない名刺がどんどん増えていきました。
でもそれはそもそもが間違っていたと反省しています。
初対面の人に、名刺交換したからと言って大事な仕事をそもそもお願いしない、ということに気付かなければいけなかったということです。
信頼されてからのお役立ち
20代に受けたセミナーで印象に残っていることが数多くあります。その中のひとつに「信頼されてからのお役立ち」というものがありました。
信頼できない人に仕事を頼むことはないでしょう。また初対面の人に大きな仕事の話を相談することもないかもしれません。
問われる信頼性と人間性
すなわち、その人の人間性や信頼性が結局のところ問われる、ということでした。
この年齢(今57歳です)になって異業種交流会の本当の魅力や違いがわかったような気がしました。
それは「当たり前に実績を積み重ねてこられた確かな経験に基づく、飽くなき挑戦」なのかと思います。若い人はもちろんのこと、年長者もこの実績と挑戦意欲が周囲を引き込むのだと思いました。
だから初対面の方々同士盛り上がるのではないかと思ったのです。
おわり

