ウクライナ出身デザイナー、イラストレーターの面接

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本日はwelgeeさんのご紹介でウクライナ出身の方の面接が行われました。

ウクライナ避難民の方ということになりますが、通常の外国人労働者のビザで、5年間のビザが取得できているそうです。

印刷出版学士を取得

20代とお見受けしましたがウクライナの大学で印刷・出版学士を取得。

面接会場となった社会課題解決型スタジオ「with GREEN PRINTING」

紙や印刷に対する愛情をたっぷり持った女性でした。

ユニークな資格や受賞歴

RHQ支援センター(難民事業本部)定住支援プログラム、UNIDO ITPOs(国際連合工業開発機関)トレーニングコース(日本でのウクライナの女性・若者のための起業家育成)などを受け、母国では文学コンテスト短編小説部門1位を受賞するなど、珍しい経歴の持ち主でした。

紙の重要性と意義を力説

私が紙の印刷を残しつつもデジタルへの移行をしていく戦略を話すと、逆に紙文化の重要性や意義を熱く語ってくれました。

Youは何しに日本へ?〜大切なことを外国人の方に教えてもらう日本人

外国人の方が日本文化や日本の伝統技術に関心を持って来日するテレビ番組を思い出してしまいました。

が、我に返り日本に来た理由を考えれば、聞くまでも言うまでもなく、母国が戦地と化し危険なため日本にやってきたはずです。そんな境遇の中で自分が愛して学んできたことについて仕事にしようとしているのだと感じました。

私たち日本人が忘れかけていたり完全に忘れ去ってしまった文化や伝統的な技術のおもしろさ、素晴らしさを再認識させてくれるのが外国の方々というのも皮肉ではありますが、良い機会となりました。

おわり

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