本日は横浜市地球温暖化対策推進協議会の関係でや横浜国立大学で授業でした。
お題はこちら

「人と自然が共生できる都市は構築できるのか」
45分の講演と45分のワークショップ
デジタル・サステナビリティ とは
デジタル・サステナビリティ とは、
1.サステナビリティ の実現に向けたデジタル技術の活用
2.デジタル・ビジネスをどのようにサステナブルにしていくか?
の2点の意味があります。いよいよ日本でも問題が認識され始めた「デジタル・サステナビリティ 」と「紙」について考えてもらいました。
紙の利用はサステナブルに反するのか?

2016年と少し古いデータですが日本製紙連合会によりますと日本の古紙利用率が64.8%、古紙回収率が79.2%ととても優秀なことがわかります。
手書きのメモ VS PCでメモ
更に興味深いのが以下のスライドのお話

これは書籍「ぺーパーレス時代の紙の価値を知る」からの引用ですが、とても興味深い話でした。
デジタルのデータも興味深いものがあります。これはエビデンスをとっていませんが、ある製紙会社の調査ではGoogleの検索ワンクリックで電気のCO2は0.192g CO2e、名刺1枚の印刷は0.12g CO2e。名刺には紙の抄紙(しょうし)時のCO2は入ってないので単純に比較することはできませんが、デジタルも紙も良い面もあれば悪い面もあることを理解していた方が良さそうです。
そしてワークでは二つのお題について話し合ってもらいました。

ウクライナ避難民も参加してのワークショップ
今回は特別に大川印刷に入社希望しているウクライナの避難民のAさんも参加させて頂きました。
日本の大学の授業が受けられてワクワクでした。

最後に、あらゆる選択は自らの選択によって変えることができるゆえ、より賢明な選択を、と締めくくりました。
おわり

