本日はISO9001と14001のそれぞれ更新審査と定期審査が行われました。
認証取得のきっかけは外資系製薬会社の勧め
そもそもISOの取得については、外資系製薬会社のご担当者の勧めがきっかけでした。今から20年ほど前になります。「今後の継続取引、そして他社からも選ばれる企業になるためにはお勧めです。」と進められて認証取得に踏み切りたいました。
時代は変わるが…
時代は変わり、その製薬会社の取引はほとんどなくなり、ご担当者も別の外資系製薬会社へ転職されました。しかし、時代が変わり、状況も変わりましたが、変わらないものもあります。
品質と環境に愚直に取り組むことが個性に
審査は健康診断のような意味があると思います。健康管理に定期健康診断が必要なように、品質と環境の取り組みにも同じように定期審査が必要であると感じています。ですからできていないこと、やっていないことは「できていません」「やっていません」と正直に言うようにしています。こうして品質と環境に愚直に、そして正直に取り組むことが、会社の基礎体力の向上や個性につながっていると思います。
認証継続取り止めをする仲間の会社
複数の仲間の印刷会社がその必要性と価値に疑問を抱き認証を取り止めするケースが続いた時期がありました。経営も厳しい中認証を継続するのも大変だからです。私も取り止め考えたこともありましたが、今は必要性や意義を感じています。
認証取得の意義
ノーベル平和賞を受賞されているアメリカ元副大統領のアル・ゴア氏が2019年来日し、気候変動に関する2日間のセミナーを開催しました。

その時のテキストの印刷を担当させて頂きました。この時認証を取得してきて良かったと思える瞬間でした。

またご担当者が転職した外資系製薬会社とは、残念ながらそのご担当者は既に退職していたものの、今年4月、サステナビリティ担当者の方と一緒にアル・ゴアさんのセミナー「クライメイト・リアリティ・プロジェクト」を受講しました。余談ですがそのお客様はお子さん同行で参加されており、思いが次の世代につながっていくことを感じました。
ISOの認証取得の機会を与えてくださった外資系製薬会社のご担当者に感謝です。

審査は2回目へ
つづく

