「潮音」創刊百十周年記念号

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「潮音」とは?

短歌雑誌『潮音』は、1915年(大正四年)に歌人・太田水穂氏を中心に創刊された、長い歴史をもつ短歌結社誌です。自然や人生、四季の移ろいを端正な言葉で詠む、叙情的で平明な歌風を特徴としています。

多くの実力派歌人を輩出

戦前から戦後にかけて多くの実力派歌人を輩出しました。戦後は太田青丘氏、太田絢子氏らが編集・運営を継承し、現在は木村雅子様が編集発行人を務めています。また、会員による短歌作品の発表の場であると同時に、歌論やエッセイ、評論なども掲載し、短歌の世界の深化に寄与してきました。

大正時代から現在も親しまれる

伝統を重んじながらも現代的な感性も取り入れ、今なお多くの読者・歌人に親しまれています。

一旦途絶えたお付き合いが再び

私の伯母の大川暉子が生前会員であったことから2代目大川重吉社長の時代に印刷をさせて頂いたと聞いていますが、何らかの事情で一旦お付き合いがなくなります。しかし私の代(6代)になってからご連絡を頂き、再度印刷させていただくことになりました。それはとても光栄であり、感慨深いものでもありました。

百十周年創刊記念歌会も

創刊百十周年を記念し、百十周年記念歌会も開催されるそうです。

歴史と文化の未来への継承 

このように長年にわたり短歌の道を深め、愛されて来た「潮音」

「印刷」と言うご縁を繋いでくれた潮音社様に改めて感謝すると共に、ご先祖様にも感謝する次第です。

短歌結社「潮音」のブログ

おわり

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