関東財務局横浜財務事務所で開催された「第6回神奈川活性化サロン」に出席。
今回は神奈川、鶴巻温泉にある株式会社陣屋 代表取締役の宮﨑知子氏の講演と意見交換が行われた。
売上2億9000万から5億6000万へ、宿泊単価9800円から35,000円を実現されるまでの創意工夫や改善の数々。
業種は違えど参考になるお話の数々だった。
【経営改善方針の決定】
①情報の「見える化」
当たり前のことだが中小企業では情報が長年担当している人の頭の中にしかないということも少なくない。その情報を全体共有にしていったお話。
②PDCAサイクルの高速化
ここでは「高速化」というのがキーポイントだと思った。月次管理から日時管理ができるまでに。
③情報は持つだけでなく活用
お客のエアコンの温度設定やお酒の好みや温度など、驚くほどCRM(顧客管理システム)の活用をされている。ここでも自社開発システムを活用し、WebやSNSを通じて情報発信し、具体的にその情報を活用し、行動している。
情報共有ができてもそれが活用されなければ意味がない。だが、多くの場合、全従業員で見てみればその活用がどれだけできているか?と言えば、できていないことも決して少なくない。それは言うならば「情報の無駄づかいを引き起こしている」とも言える。
④仕事を効率化し、お客さまとの会話と接点を増やす。
これも考えさせられる内容だった。裏方の仕事をいかに減らし、接客の時間を増やすか。これは印刷会社でも同じことが言える。
アナログからデジタルへ、手動から自動へ
非効率な会議・朝礼・夕礼を減らす。
徹底した業務の見直しとIT化
驚きの連続でした。
動画があったので紹介↓
おわり