大川印刷の地元、戸塚で子育てのしやすいまちづくりに取り組む「こまちプラス」代表の森祐美子さんが来社された。今朝の日経新聞で写真入りで取り上げられたばかり。タイムリーなご来社となった。
目的は最近何かと話題のSDGsについて、どのように進めていくかのアイディア出しだ。
事務所で、ユニバーサルデザインのカレンダー「セパレートエコカレンダー」を、色覚障がいの見え方を疑似体験できるメガネで確認してもらう。
そして場所をダタカシマに移動して話し合い。
印象的だったのは、「SDGsの話をした瞬間、お母さんたちの表情が変わった」というお話。
子育てをしながら様々な活動をするお母さんたちは増えている。こまちプラスに関係するお母さんたちも、様々な取り組みや作業を手伝ってくださっているそうだ。
その作業を続けて行く中で、自分たちがやっていることが、本当は何につながっているのか、見えづらくなってしまうこともあるようだ。
私たちだって、普段仕事をしていて、この仕事が何のため、誰のために、そして何につながっているかを意識することは、決して容易くない。
そこでSDGsの話になる。
お母さんたちにSDGsの話をした途端、お母さんたちの表情が明るくなったというのだ。
それはなぜか…
SDGsの話を聴いた瞬間は、自分たちの活動が世界とつながっていることを感じた瞬間であったためだという。
これは弊社でも全く同じことが言えると思う。普段行なっている仕事は様々である。新しいお話をお客様として、新しい価値を創り出そうとしている従業員さんもいれば、日々同じような作業の繰り返しに励まなければならない従業員さんもいる。その日々の繰り返しは、やがて仕事の「作業化」を生み、作業をこなすことが自分の仕事であるかのような状態へと変わっていってしまう。
そのような時、本来の仕事の目的や意義、仕事の先にある目的を考えることが、いかに大切か。
仕事の先にある目的。それを考えるヒントやきっかけがSDGsにはあると思う。
おわり
テレビ神奈川「神奈川ビジネスUp To Date~大川印刷」