NOSIGNERの太刀川さん、横浜市文化観光局の冨士川さん、そして横浜市芸術文化振興財団の恵良さんが発起人となり、開催。
当日プログラムをよく見ると、「平成29年度文化庁文化芸術創造活用プラットフォーム形成事業」とある。
2059年はどんな年か?
それは横浜開港200周年
それまでにどんな変化が起きているのか、予測できないことが多いが、予測・予想されていることもある。
スマートグリッドや2029年には東アジア貿易の振興、2030年には女性の平均寿命が88.5歳に。2035年には横浜市の高齢化率は30%に。2036年には仕事の50%はロボットに。2040年には日本は財政危機になる一方で、世界の経済規模は倍増等々。
太刀川さんからそんな説明があり、計算機科学者でジャズ演奏家のアラン・ケイの言葉を紹介された。
「未来を予測する最善の方法は、それを発明してしまうことだ」
その後話したことのない3人組を作り、普段の仕事内容・2010年から今まで自分の領域で見られる変化の兆し・2025年までに自分の領域で起きそうな変化・その変化に対して自分がどのように関わろうとしているのか?、についてヒアリングしながら記録。これをメンバーを変え2ターム行った。
3ターム目はランチを取りながら。
午後は粘土を使ったワークショップ
未来の横浜をそれぞれの分野で描き、形作っていった。
そして、その後粘土で作られた未来の横浜における関心分野に皆分かれてチームを形成、グループディスカッションへと繋げた。
太刀川さんから直接こんなレクチャーを受けられるのも貴重だろう。
自分たちのチームにキャッチコピーをつけ、アイディアを、これでもか!と言うくらい出し合う。
流石に各界で活躍している方々だけに、実に様々なアイディアが噴出する。
私たちのチームはこれ。「生命がつながり唄が生まれる里山都市」
生態系改善がなされること、そして文化の充実として歌が歌われる、詠まれるようなまちを目指せば、必然的に生態系を考慮しない開発は行われない、との想いが込められている。
最後に太刀川さんからお願いがあった。
ここから誰かと誰かがつながり、新たな取り組みが起きたら教えて欲しい、と。
過去は変えられないが未来は変えられる。
ここから何かが始まる。
おわり
テレビ神奈川「神奈川ビジネスUp To Date~大川印刷」