内外情勢調査会〜日本経団連 中西会長講演メモ

2018.11.19

自分の備忘録としてメモを残しておく。メモなので正確ではないことをお許しいただきたい。

Society 5.0

デジタルテクノロジーが世の中を変える世界

将来どのような社会にしたいのか。

次の未来の社会をもっと明らかにしよう。

AI ・IOT・ ロボティクス・・・日本はたまたま人手不足なために仕事を奪われると考えてしまう。

第1章 はポジティブなことしか書いていない。

第2章は相当努力しないとできないよね、ということが書かれている。

データがデジタルになって何が一番違うのか。

集めたり分析したりと言ったことが桁違いに容易にできるようになる。

これらのことが社会の基盤を変えていくことになってきた。

日本は遅れていると言われるが、私は違うと思っている。

言語ベースで言えば人口の多い英語と中国語が進んでいく。

機械と人が話すと考えた時、日本は決して不利ではなく、問題解決のポテンシャルやアドバンテージはあると考える。

科学技術の基本方針にしていくというコンセプト。

新たな成長基盤

デジタルで可能になってきた新しい社会。

ゴールが大事

モノからコトへの社会

均一な要求には応えられても、多様な要求に応えていく社会。

不安からの脱出

サステナビリティ がしっかりできる社会をデジタル技術が進めるであろう。

日本が目指すべき姿

4つの「変わる」

1.企業が変わる

「いいものを作ったのに売れないのは営業のせい」は通用しない時代。本当にお客様にとって何がメリットあるのか。

その方の生活にどのように貢献できるのか?

その相手の会社にとってどのように役に立つのか。

価値 Valueとは何か?

SDGsに戻り考えてみる。

最後のゴールはここだよね、という目標に対し、従業員、企業が目指していく。

次の世代の新しい姿は従来型のヒエラルキーではなくなっている。

出島文化の形成

AIを活用しやすい組織体制に

多様性を尊重

就職ではなく就社の現代、ここからの変革

日本の従来型の雇用形態

良い点もたくさんあるが、これからの社会は多分違う

いろんなバックグラウンドを持った人たちが、自分の一生をかけて仕事をしていく。そのような場を企業が提供していく。

2.人が変わる

文系理系といった分類はもう意味がなくなったのではないか。

細かいことはわからなくても、マクロではこうだよね。そういうことが重要になっていくのではないか。

そのような意味では今の教育のあり方はどうか。そんな議論をしている。

リベラルアーツは益々重要になる。

3.行政・国土が変わる

中央から地方に財源の権限を大胆に移譲

4.データと技術で変わる

 

質疑応答

Q.一括採用の見直しについての時間軸

A.企業によって在り方が変わる。

みんなでやっているから一括採用。

時間軸という面ではすぐに起こりうる。

Q.春闘のありようについて

A.「春闘」という言葉はやめようと言っている。統一要求、統一回答というものは成立しないのではないか。

Q.中小企業の5.0についてどう思うか?

A.非常に重要な問題

産業構造では企業の99パーセントが中小企業。

しかしこの構造も変わらなければならないのではないか。

製造業…きれいなヒエラルキーを作って成り立ってきたが、この構造は壊れる。別のツールが出来てくる親会社から下請けまでつながっている構造は変わっていく。

ドイツの事例

スタートアップ

アメリカIPO

日本流スタートアップを作っていく。

ひとまとめで議論するのではなく。

おわり

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