第19回グリーン購入大賞 大賞 環境大臣賞受賞
エコプロダクツ展2018会場にて授賞式が開催された。
今回弊社は中小企業部門で大賞及び環境大臣賞を頂戴した。
環境省 大臣官房 政策立案総括審議官の和田篤也様から表彰状の授与
受賞企業及び団体は以下の通り。
【大賞・環境大臣賞】株式会社大川印刷(中小企業部門)
【大賞・経済産業大臣賞】ホットマン株式会社(中小企業部門)
【大賞・農林水産大臣賞】イオン株式会社(大企業部門)
【大賞】株式会社ファンケル(大企業部門)
【大賞】吹田市(行政・民間団体部門)
【大賞】横浜市資源リサイクル事業協同組合(行政・民間団体部門)
【優秀賞】UCC上島珈琲株式会社(大企業部門)
【優秀賞】カルネコ株式会社(中小企業部門)
【優秀賞】国際環境NGO FoE Japan(行政・民間団体部門)
【グリーン購入推進自治体特別賞】
横浜市(神奈川県)
妙高市(新潟県)
福井県
大阪府
長崎県
熊本市(熊本県)
なんと今回はファンケルさん、横浜市資源リサイクル事業協同組合さん、そしてグリーン購入推進自治体特別賞の横浜市を含めると、横浜から4つの受賞企業・団体が出た。
特に今回は初めてSDGsに関する視点が加わった。
その中での受賞は大変嬉しいものだ。
グリーン購入大賞受賞は2005年に続き13年ぶり2回目。最初の受賞時は、顧客に対し、企画・デザイン・印刷・製本・納品まで、一貫した環境配慮を行う「エコライン」という独自コンセプトに基づいた環境配慮印刷の提案を積極的・効果的に行っていること。営業活動にはハイブリッドカーの他にカーシェアリングを併用。顧客に対し、用紙選択においてはFSC®森林認証紙の活用、印刷工程ではノンVOCインキ等の活用、製本工程では針金を使用しない製本方法の採用、配送では再使用可能な通い箱の使用し圧縮天然ガス車による納品。そして間伐材や森林認証材そのものを使った製品の企画・開発など、地球温暖化防止につながる活動も行っていることなどをご評価いただいた。
これら活動は今も継続して行っている。(ハイブリッドカー、圧縮天然ガス車による納品を除く。営業車は基本廃止、本社へ電気自動車の導入、トラックは現在ディーゼル車)
今回ご評価いただいた弊社の取り組みは以下のようなもの。
【ゼロカーボンプリントを中心とした環境印刷】
「ゼロカーボンプリント」は印刷事業に関わる電気・水道・ガス・車両燃料など、年間およそ170トンのCO2を、政府のj-クレジットの仕組みを活用し、予め全量オフセットしたもの。これによって発注側のクライアントはスコープ3と言われるCO2の間接排出量の削減ができることになる。
環境印刷そのものは、製造する印刷物の7割が石油系溶剤0%インキで印刷され、66%がFSC森林認証紙を使用するに至った。
【SDGs経営計画】
SDGsを経営に実装するため、従業員全員で「SDGs経営計画」を策定、7つのプロジェクトを動かし、成果を出している。
こちらはプロジェクトのひとつ↓
【中小企業のSDGs推進モデルになれれば】
とかくSDGsは難しく考えられ、解読するのに注力してしまいがちだ。
そこで弊社の受賞がきっかけで、中小企業でもSDGsの取り組みが進むと良いと思っている。
こんなことを私が申し上げるのは図々しいが、中小企業のSDGs推進のモデルとしてお役に立てれば嬉しく思う。
しかしながら、受賞は目的ではなく、大切なことはここからどう行動するかだ。
社長以下従業員一同、今回の受賞を誇りとしつつも謙虚に考え、行動を続けていく。
これからもどうぞ宜しくお願いします。
SDGsの経営計画への実装や協働のご相談、講演やゼロカーボンプリントなど、お気軽にお問い合わせください。
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