世界循環経済フォーラム2019に参加した時に知り合った、Circular Economy Business DevelopmentのSannさんにお誘い頂き、パネリストとして参加した。
そのフォーラムで衝撃的だったのは循環経済の捉え方の違いだ。
日本は単にリサイクル、リユース、リデュースと言ったいわゆる3Rの推進のイメージで動いているが、ここで言っている「サーキュラーエコノミー」とは、それら3Rはもちろんのこと、モノを作る前から循環させることを計画した上で、全てを循環させようとするものだ。
日本人と外国の方との比率は半々くらいか、外国人の方が多いくらい。それにしても循環経済に対する関心と本気度が伝わってくる。
Sannさんがモデレータとなり私の他に、あらゆる包装材やパッケージなどの先進的なアップサイクルを展開するテラサイクルジャパン 日本代表者のエリック カワバタ氏、そして徳島県上勝町のサステナブルなまちづくりを推進するゼロ・ウェイストアカデミー 理事長の坂野 晶氏がパネラーとなり、進められた。
観客も含め通訳は私を除きなしで進行。英語力の必要性をヒシヒシと感じる。
ユニークだったのはパネルディスカッションのスタイル。世界初のサーキュラーエコノミーをテーマとした映画『Closing the Loop』をリサイクルやアップサイクルなどパートに分けて鑑賞した上でパネラーがその都度登壇、Sannさんの質問に答えていくというもの。
モノを作る前から循環経済としてどのようなループが回せるのかを考えること。
循環経済の確立こそが持続可能な社会形成の基本。
パネルディスカッション後、Sannさんから頂いたノート
表紙を開くとこんな書き込みが。
素敵なプレゼント!
いろいろなことを感じさせてくれた、エリックさん、坂野さん、Sannさん、そして参加された皆さんに心から感謝している。
おわり
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