囚人のジレンマというゲームがあります。
2人の共犯者が逮捕され、警察からそれぞれ取り調べを受けます。
「2人とも黙秘をすれば、両方とも刑期は1年になり、1人だけが自白した場合、自覚したほうが無罪になり、黙秘を続けたもう1人は刑期が10年になる、そして2人とも自白した場合は刑期は5年になる」という話です。
この話は一見すると自白することが最も良い選択のように思われます。
しかし、この選択を同じ相手と何回も繰り返す場合はそうではありません。
このゲームで何が一番いい選択かをコンピューターで決める大会がありました。
そこで1番になったプログラムは、「自分から裏切ることはしない」です。
これは「相手が裏切るまで、自分は黙秘を続け、相手が裏切ってきたら次は自分も裏切りかえす」という戦略です。
「相手を信じ続けることは短期的には悪い選択かもしれませんが、長期的ではいい選択」
という話でした。
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