日枝小学校5年1組では、総合学習の一環として日枝小学校の歴史を調べたり、卒業生(同窓会)の方々にインタビューを行ったりした結果をリーフレットにまとめ配付しようという授業を行っているそうです。
その中で、デザインや印刷に対する疑問が生じ、大川社長と日枝小学校住田校長とのご縁で大川印刷にご相談いただきました。
最初はテレビ電話にてデザインや印刷の疑問、会社や社長に対しての質問を受けていましたが、先日、1月10日には学校へ訪問し、リーフレット作成の授業に参加させていただきました。
授業では最初にデザインに関する質疑応答を行い、その後実際に制作の作業を見ながら個別にアドバイスを行っていきました。教室には、同窓会の方々とのふれあいを通して、子どもたちが体験したことの数々が写真や文章をつかって壁のそこかしこに掲示されており、先生の熱意とそれに負けない生徒さんたちの自主性を感じました。
そこには子どもたちがリーフレットを製作する上でのヒントや材料がたくさんちりばめられており、チームに分かれて「文章を考える人」「イラスト担当の人」とそれぞれが活発に意見を交わし合うなかで、掲示物を参考にしながらアイデアを考える姿に、自分たちの仕事を改めて見つめ直す機会にもなり私たちにとっても有意義な時間となりました。
生徒さんたちには自分たちで作った達成感やモノを作る喜びなど感じていただき、この先印刷やデザインに興味をもって将来に活かせるような子が出てきてくれたらと思っています。
授業後には、一緒に給食をごちそうになり生徒さんたちと授業だけではできない様な色々な話ができました。
給食では、その日のおかずの情報を給食係が発表し、給食も授業の一環で食育という面でも考えられているのだなと感じました。
この先、制作から印刷・製本・発送までフォローさせていただく予定です。3月には印刷物として完成しますのでその際はまたこちらで報告させていただきます。