河瀬先生からご依頼いただき、横浜市立大学で講演させて頂きました。
企業のSDGsについての話を多くご依頼いただきますが、今回はちょっと勝手が違いました。
日本人学生だけでなく、中国人、韓国人の大学院1年生が参加していること。
そして企業からその学生さんたちにお題を出すということ。
それぞれの国の学生さんたちにとってどのようなお題、題材が良いのかを事前の打ち合わせを通じて検討しました。
企業のSDGsを考える上で、昨年から自分の中では「気候危機」と「人権」をテーマに考えている。
これは自分自身、人生の中で困難にぶち当たった時に助けとなったのがアフリカ系アメリカ人と彼らの音楽「ブルーズ」だったからでもありますが、働く人たちにとって、製造業における慢性的な残業を解決していくことも、健康で安心して働くことができる「人権」であるし、気象災害が頻発する気候危機の中で安全に暮らす権利も「人権」のひとつと考えているからでもあります。
では気候危機と人権を絡めて、どのように学生さんたちに考えてもらうのが良いのでしょうか。
前述の通り「気候危機」も「人権」の問題も、クリアした社会はどのような世界かを考えてみると良いと思いました。
それは「平和」な世界ということだと考えました。
勝手な見解ですが、やがて全ての企業が気候危機と人権に、そして平和の形成に携わる時代が来ると思っています。
そんなことでお題は、「大川印刷と共に取り組むことができる世界平和につながる活動を考えよう!」にしました。
人種や国籍の壁を越えたお題。各国、人類共通の課題です。
昨年難民の方の採用を通じて、今まで考えなかった人権や平和についての問題も、社内で考えるようになってきました。そんなお話も交えながら・・・
講演の後ZOOMの昨日であるブレークアウトセッションを活用し、6グループに分かれてお題について活発な議論が繰り広げられました。
その中では大坂なおみ選手が「BLACK LIVES MATTER」の運動に賛同し、殺害された7人のアフリカ系アメリカ人の名前が書かれたマスクをつけて試合に臨んだ話、国家安全法と香港での混乱、特に12歳の少女が警官にタックルされ、馬乗りにされた問題について、私の方から投げかけさせて頂き、中国人、韓国人、日本人のそれぞれの学生さんに意見を聴きました。
ブレークアウトセッションには当社の新入社員さんや女子社員さんも参加しました。
今回の授業からアイディアを練って、次回は発表のための授業になるとのこと。
楽しみです。
横浜市立大学の皆さん、ありがとうございました。
おわり
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使い方は様々
お客様の声より
・会社のお客様との打ち合わせテーブル1冊置いておくと話題になるのはもちろん。具体的な話をするきっかけになっている。
・ネジを外してバラバラにして社内のワークショップで使用している。
・印刷会社やデザイン会社で使っている「色見本帳」のよう。カバンの中にも入るので時折見るようにしている。
・ターゲットは169もあって、見るのも大変だと思っていた。でもこれならかわいらしく入りやすい。
・SDGsの研修を行う会社だが、研修に一冊あるだけで受講生の反応が違う。
その他、活用方法は色々です。
是非手に取って見てください。
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フジテレビ「フューチャーランナーズ~17の未来~」に取り上げられました。
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