来たる創業139周年。
今年も崎陽軒様の出来立てのお赤飯に、
オリジナルの掛け紙をかけてお祝いします。
今年は社会全体が不安な空気に包まれてしまいました。
そんな中、表面には代表の大川の想いが綴られています。
裏面には、今年を象徴するものの一人といっても過言ではない、あの方が・・・。
大川印刷オリジナルのZOOM背景をバックに、テレワーク??
まずは(密を避けつつ)、横浜営業所でパチリ。
そして本社。
ところで1891年(明治24)年、実に100年以上前の横浜貿易新聞の広告には、現在の大川印刷にも繋がる精神が書かれています。
中央には、「徒ラニ價格ノミノ競争ヲセザルハ大川印刷」
(いたずらに価格のみの競争をせざるは大川印刷)の一文があります。
安易な価格競争を優先するのではなく、大川印刷は社会にとって価値のある印刷サービスを提供しているのだという、初代、大川源次郎氏の気概や自負が伝わってくるコピーで、広く社内でも認知されているものです。
本日の全体朝礼では、大川より
「いたずらに価格のみの競争をしないでどういったことを得意としてるのか」、139歳の誕生日にあたって改めて詳しくお話をいただきました。
まず、一番右に描かれているのが、
「印刷の鮮明、成功の迅速なるは大川印刷」。
品質とともにスピードも達成できているのは大川印刷なんだということで印刷課の皆さんの日々のお仕事に該当します。
その隣りにあるのが、
「新意匠の体裁を作るに功者なるは大川印刷」。
新たなデザインに関して功績があるのは大川印刷だと。これは企画デザインの皆さんに通じることですね。
「総て確実を持って江湖諸君に信用あるは大川印刷」。
江湖は世間一般の皆様に、という意味で、広く信用されているのは大川印刷ということです。
そしてその隣り。
「百般の印刷物に向いて老練なるは大川印刷」。
経験豊富、ベテランの方に対して敬意、誇りをもつということですね。
「一つ一つ皆さんが現代に受け継いでいることがかなりあるわけです。
こういった想いをもっていただいて、私は6代目の社長をやらせてもらっていますけれど、
その前に5人の経営者と、そこに集った皆さんの先輩たちがいることを振り返る、思い起こす1日にしていただけたらと思いますし、
振り返るだけでなく未来を見据えて行動・挑戦を忘れないでほしい思っております」
と締めくくられました。
コロナ禍、イレギュラーな春の訪れとともに入社したパダワン宮﨑ですが
連綿と受け継がれてきた歴史のある大川印刷の一員になれたことを改めて誇りに思うと共に、これからの新しい大川印刷を築いていく、パイオニアにもなれたらと決意を新たにしました。
横浜貿易新聞の広告談について詳しくは、11月28日(土)開催の
「困った時の紙頼み~オンライン紙めぐりツアー~」で紹介予定です!お楽しみに。
皆様、これからも大川印刷をよろしくお願いいたします!