カリモク家具株式会社様の家具は、美しいディティールや耐久性、くつろぎの空間を演出する活用方法など、家具のもつさまざまな要素を私たちにご案内してくれるだけではありません。
環境に負荷の少ない物品の調達を推進している「グリーン購入法」に適合した商品を取り揃えており、原材料や部品といった「芯」の部分まで、地球の環境に配慮がなされているのです。
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このたび、カタログ家具様のブランド別印刷物を大川印刷にて印刷させていただきました。カリモク家具の正しい色味をお伝えするために、色補正や印刷機での調節など尽力いたしました。
おつなぎしてくださったグラフィックデザイナーの長嶋りかこ様よりコメントをいただきました。
【この印刷物にまつわる取り組み】
カリモクニュースタンダードのロゴマークをはじめとしたVI計画のリニューアルデザインに携わっており、それに伴いデザインしたカタログです。
国産広葉樹小径木の未利用材の使用により細めの材が特徴の家具を製作するなど、森の循環を心掛けるクライアントなので、カタログの印刷は、ずっとご一緒したかった大川印刷さんに依頼しました。
他クライアントでもお仕事を受ける度に大川印刷さんをご提案していたのですが、相見積で負けてしまいなかなかご一緒出来ずにいました。
企業が何を第一優先にするのか、その基準を変えていくことの難しさを感じていますが、とはいえ環境負荷のために様々な角度で変化が必要なので、印刷においては今後も様々なクライアントや制作者らに大川印刷さんをご紹介していくつもりです。
カリモクはこれを機に、カリモクニュースタンダードだけでなくカリモクの他4ブランドを大川印刷さんで印刷することとなりました。
【印刷を依頼してくださった理由・依頼をしてみて】
FSC®︎森林認証紙を選択する事や、ノンVOCインキを使用することは他印刷会社でも出来ることですが、CO2ゼロ印刷(印刷事業により排出される年間の温室効果ガスを算定し、その全量をカーボン・オフセット)、
かつ再生可能エネルギー100%工場(自社太陽光発電20%、残りの80%が青森県横浜町の風力発電の電力)で印刷できる印刷会社はなかなかありません。
私たちが受注を受ける仕事自体も環境負荷を考慮した企業や活動に絞っていますが、自分たちがデザインするものも出来るだけ環境負荷のないプロセスを経て世に出したいと考えているため、大川印刷さんの存在は自分たちのデザインの仕事にこれからも欠かせないと思っています。