こんにちは!インターン生の鈴木彩寧(すずきあやね)です。
先日、首都圏では大きな地震がありましたが、大丈夫でしたでしょうか。
実は、地震があった10月7日(木)に大川印刷本社では、インターン生主催の社内防災イベントが開催されていました。
イベントを開催したその日の夜に地震が発生したため、タイミングがあまりにぴったりで少し恐くなりましたが、それと同時にますます防災意識が高まりました。
今回のブログでは、7日に開催した防災イベントの感想などを書かせていただきます。
▲当日の様子
まず、防災イベントを開催したいと思ったきっかけは、大学の防災に関する授業でした。
気候変動が原因で、今後大雨による災害が増加すると考えられること、今後30年以内に70%の確率で発生するとされている首都直下地震は、首都圏では東日本大震災の被害よりもはるかに大きい被害が出ると予想されることなど。
どういった災害が予想され、そのために何をすべきか学んだことで、今後私たちはたくさんの災害やその被害と闘っていかなければならないという意識が高まった一方で、
多くの人がどこかで「きっとまだ大丈夫」と安心してしまっていることに危機感を感じるようになりました。
この危機感がきっかけとなり、今回のインターンで防災意識を高める企画を実現させることは、インターン開始前からの私の目標でした。
そして先日、遂にイベントを実施することができました!
企画していくうちに、意識を高めてもらうための情報をインターン生から発表するだけでなく、参加型でひとりひとりの防災行動のスタートになるイベントにしたいと思い、当日は、インターン生から防災グッズや非常食について発表と、社員参加型の災害時行動計画策定ワークショップの2部構成で行いました。
▲東日本大震災のデータも踏まえて、揃えるべき防災グッズを発表させていただきました
中継の対応に手一杯になってしまい、ワークショップ編の話し合いにほとんど参加できなかったことがとても残念でしたが、社員の皆さんが活発に議論してくださって、現状課題や災害時の行動の確認をすることができたと思います。
このイベント自体が、防災の行動の一つになったこと、確認した課題を改善するために、さらにアクションを起こしていくきっかけのイベントになったことが良かったです。
▲想定被害を書き込んだふせんを、部署や時間ごと(発生直後/3日後まで/1週間後まで/1ヶ月後まで)に区切った模造紙に貼ります
▲活発な議論でこのようにたくさんの想定される被害やその対応に関する意見が出ました!
▲最後にこれらを踏まえた防災の To Doリスト(左)と、行動計画(右)をつくりました
インターン生はイベント本番に向けてのステップとして、社員さんへの意識調査アンケート、朝礼での防災クイズ発表や非常食の実食などの準備をしてきました。
それぞれのステップで、たくさんの方が様々な形で反応や協力をしてくださり、だからこそ実現できたイベントだったと改めて感じています。本当にありがとうございました。
正直、こんなにもたくさんの方々に応援、協力していただけると思っていなかったので、熱意を持って行動、発信することで、周りの方々を巻き込むことができるということ、そしてたくさんの方を巻き込むことでインターン生だけではできなかったものができるということを学びました。
イベントで話し合ったことを、どのように会社全体、そして皆さまにお伝えするかを現在検討中です。
大川印刷だけでなく、たくさんの方々の新たな行動につながるように、インターン活動の集大成として、取り組んでまいりますので、楽しみにしていてください。
長くなってしまいましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!