赤ちゃんが産まれて、親戚や友人から贈られる出産祝い。なんと、横浜市戸塚区&鶴見区では地域や企業から出産祝いがいただけるんです。
N P O法人こまちぷらすさん https://comachiplus.org/ が手がける「ウェルカムベビープロジェクト https://welcomebabyjapan.jp/」では、まち全体で赤ちゃんの誕生をお祝いし、子育てを応援できる社会になることを目指し、2016年4月に活動をスタートしました。
子育て中のお母さんの願いの一つは「地域の人々が子どもたちにあたたかい目を向けてくれる」ということ。電車に乗っても、カフェに入っても、周りの人がにっこり赤ちゃんを見守ってくれる、それだけでお母さんはほっとするものです。そんな風土を作るために、「出産祝い」を通して、地域の人が繋がっていく、そんな取り組みになっています。
実際贈られる出産祝いは、14点。スタイやエコバッグ、背守り、絵本や離乳食スプーンなど赤ちゃんとの生活に嬉しいものばかりが厳選されており、産後は身体的にも時間的にも疎かになる家事の代行サービスの無料券(年間200名様限定)なども付いていて、本当に産後のお母さんを想って考えられています。
※トップの写真:ボランティアの方が一針一針手縫いで背守りの刺繍を施している様子。赤ちゃん誕生おめでとうの想いが込もっています。
地域と繋がるこまちカフェ
赤ちゃんが産まれると、赤ちゃんのお世話に追われ、社会から切り離された気持ちになるお母さんが多くいます。また赤ちゃんが成長して幼児になると、慌ただしくてゆっくりご飯も食べられない、そんな声をよく聞きます。
N P O法人こまちぷらすさんが運営するこまちカフェ https://comachicafe.com/ では、お母さんが温かいうちにご飯を食べられるように、見守りさんという地域のボランティアや先輩のお母さんたちが赤ちゃんを抱っこしたり、見守りをしてくれています。親子でゆっくりご飯を食べる場としてはもちろん、子ども以外の大人と話したい、新しいことを始めたいけど聞いてほしい、そんなお母さんたちを応援しています。
ベビーマッサージやヨガ、編み物や手形アートのワークショップなど、親子で参加できるイベントも定期的に開催されているので、同じ月齢の子を持つお母さんとも知り合えて、悩みを共有できたり、子どもたち同士も遊ばせることができる、繋がる場となっています。
一人で背負う子育てではなく、地域で見守り、繋がり、頼れる環境をつくっていくことは、親子の笑顔に繋がっていく、そして社会全体の幸せに繋がっていくのではないでしょうか。
大川印刷では、これからも環境印刷を通じて、未来の世代の幸せに繋がる取り組みを応援していきます。