ガザ地区での大規模衝突から1ヶ月。ガザ地区の死者は1万22人(11月6日時点)。このうちの4割以上にあたる4104人は子どもたちです。罪のない人々の犠牲者が増え続ける中、ガザ地区は完全封鎖され、水、電気、医薬品、食料の外部からの供給が遮断されました。200万人以上の人々が、命の危機を迎えています。
このような痛ましい状況に対して、私たちは何ができるでしょうか?
直接的に紛争を止めることは難しいかもしれません。しかし、遠い国の出来事と無関心を決め込むのではなく、私達と同じ、普通の生活がしたいと願う人々のことを少しでも知り、自分たちにできることを考え、声を上げていくことはできるのではないか、そう考え、ドキュメンタリー映画『ガザ 素顔の日常』を緊急上映することに決定しました。
お申し込みはこちら➛http://ptix.at/vtFBbV
一人ひとりがこの紛争に「No!」という声を上げてきましょう。
ガザの人々のことをもっとよく知りたいという方、同じ想いの方々のご来場、心よりお待ちしております。
◆日時:11月21日(火)
◆時間:18:00開場 18:30上映~終了後 交流会(20:30終了予定)
◆料金:1,500円/1名様(税込)※軽食・ソフトドリンク付(アルコール別料金)
◆詳細・お申し込みはこちら➛http://ptix.at/vtFBbV
◆予告映像はこちら↓
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映画『ガザ 素顔の日常』 https://unitedpeople.jp/gaza/
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サーファーにラッパー、40 人子どもがいる漁師のおじいちゃんなど個性豊かな人々が登場
あなたはガザ地区と聞いたら、どんな場所をイメージするだろうか?「世界で最も危険な場所」「紛争地」「ミサイル」「戦車」など危険な戦争のイメージを思い浮かべるのではないだろうか?そんなあなたはこの映画で全く違うガザの一面を発見することだろう。穏やかで美しい地中海に面しているガザの気候は温暖で、花やイチゴの名産地。若者たちはサーフィンに興じ、ビーチには老若男女が訪れる。海辺のカフェの飛び切りハイテンションな店主に朝会えば、間違いなく誰もが幸せな一日を過ごせるはずだ。他にもタクシー内で歌う人々やあふれる想いを叫ぶ若いラッパーに、妻が 3 人、子どもが 40人いる漁師のおじいちゃんなどが登場する。こんな個性豊かなガザの人々にきっと魅了されるに違いない。
「平和が欲しい。ただ普通に暮らしたい。」
しかし現実は過酷だ。東京 23 区の 6 割ぐらいの狭い場所にパレスチナ人約 200 万人が暮らすガザの住民の約 7 割が難民で貧困にあえいでいる。イスラエルはガザを壁で取り囲むのみならず、2007 年以後は物資や人の移動も制限する封鎖政策を続けており、陸も海も空も自由が奪われたガザは「天井のない監獄」と呼ばれる。2014 年と 2018 年の戦争では、多数の学校、病院、家屋、発電所などが破壊され、多くの命も失われるなど、ここには命の保証もない。それでも日常を力強く生きようとする人々がいる。19 歳で現実逃避するためにチェロを奏でるカルマは海外留学して国際法や政治学を学びたいと考えている。14 歳のアフマドの夢は大きな漁船の船長になり兄弟たちと一緒に漁に出ることだ。「欲しいのは平和と普通の生活」。ガザの人々は普通の暮らしを今日も夢見ている。
監督:ガリー・キーン、アンドリュー・マコーネル
配給:ユナイテッドピープル
92分/アイルランド・カナダ・ドイツ/2019年/ドキュメンタリー
© Canada Productions Inc., Real Films Ltd.