この度、大川印刷は、令和5年度気候変動アクション環境大臣表彰《普及促進部門・緩和分野》を受賞いたしました。
「気候変動アクション環境大臣表彰」とは?
気候変動対策推進の一環として、気候変動の緩和・気候変動への適応に顕著な功績のあった個人・団体をたたえる、環境省主催の表彰制度です。
12月4日(月)、浜離宮朝日ホールにて開催された表彰式に代表の大川が出席してまいりました。
今回受賞することができたのは、下記の取組みが認められた結果でありますが、その取組みを推進することができたのも、弊社の環境印刷をお選びいただき、支えてくださるお客様のおかげでございます。日頃から弊社のサービスをご利用の皆様には、心より感謝申し上げます。
サプライヤー企業の皆さんとは、今後も連携して「DO THE RIGHT THINGS」環境に正しいサービスを提供していけるように、誠心誠意努力していく所存です。
再エネ化やサステナビリティに関する取り組みを長年やってきた大川印刷しかわからないことを元に、地域から気候危機への企業の対応や組織内浸透を図って行くお手伝いも始めております。お気軽にご相談くださいませ!
■「風と太陽で刷る印刷会社」 の気候変動アクション~サプライチェーンを巻き込んだスコープ3の削減 株式会社大川印刷
自社印刷事業において年間に使用される電気・ガス・車両燃料によって排出されるCO2を算定。スコープ1はJ-クレジットの活用によりオフセット。 スコープ2に関しては2019年、日本で第1号となるPPA 電力販売契約、Power Purchase Agreement の略) モデルにより自家発電20%、残り80%の電力を横浜市が連携都市協定を締結している青森県横浜町の風力発電の電力を購入し 「再生可能エネルギー100%印刷工場」を達成。
2021年中小印刷会社で初めてのSBT認定を受け、2018年基準のCO2 排出量50%削減目標としたが2020年で89%削減した。更にスコープ3を少しでも削減していこうと、サプライヤー企業を集めて再エネ100の勉強会等を開催。その結果2022年、製本会社1社が再エネ100を達成した他、インキメーカー2社が自社負担でカーボンオフセットしたインキを当社に納入するようになった。
■再エネ100宣言で広がる脱炭素アクション 再エネ100宣言 RE Action(アールイーアクション)
再エネ100宣言 RE Actionは、企業、自治体 教育機関、医療機関等の団体が、 使用する電力を遅くとも2050年までに 100%再生可能エネルギーに転換する意思と行動を示し、 再エネ100%利用を促進する枠組みである。
本活動は、再エネ需要家の裾野を広げ、再エネ価格の低廉化と更なる需要の増加という好循環を生み出し、将来的には希望する全ての団体が経済合理性にかなう再エネを調達することができる社会環境の構築を目指している。
2019年10月の発足以来、参加団体による再エネ調達の先進事例を報告書やインタビュー動画で公開しており、事例の発掘が脱炭素分野の新たなリーダー誕生のきっかけになっている。2023年11月現在、344団体が本活動に参加している。