2024年5月15日、小樽商科大学の泉貴嗣准教授にお招きいただき今年で3回目となる授業を担当させていただきました。
「エシカル・アントレプレナーシップの先行者から学ぶ~事業のエシカル化によってもたらされるものは何か?」というお題にて。
主に以下の内容を中心に90分お話し、休憩をはさんで残った時間で質疑応答。
①事業紹介・自己紹介
②事業のエシカル化(ソーシャルビジネス化)そのきっかけ
③その軌跡
④社外、営業面に与えた影響
⑤社内に与えた影響
⑥それに伴う課題とその克服
⑦従業員に対して配慮すべきコト
⑧経営者がやるべきコト
18時半からの遅い時間からで、皆さん会社での仕事を終えてから学ぶとあって、皆さん積極的
最近テレビのニュースでも話題になっているが自分の人生においてキャリアを積んでいくために転職していく人たち。
中でもMBAなどの学位を取って企業される人たちの中にはエシカル系のビジネスを起業しようとする人も少なくないようです。
そんなこともあって既に環境印刷を始め「脱炭素×〇〇」を進めている弊社に声がかかった形だ。泉先生とは長いお付き合いで、前職の大企業の監査役の時から、CSR,ESGといった文脈で接点があり、いろいろな場面でお世話になってきました。
申込が1371名もあった第94回監査役全国会議パネルディスカッションも泉先生のお声がけでした。
大企業にお勤めの方や行政の方、士業の方、医師の方まで、ご職業は実に様々。
名刺交換だけでも盛り上がりがわかりますが、社会に良いことでビジネスをしていくことに対する疑問や不安を質疑応答でもぶつけてもらいました。
容易にSNSのデータも紹介できるプレーリーカードは行列ができる名刺交換には大活躍。ファストパスみたい(笑)。
ここから社会をより良くしていくために起業する人が生まれてくることを楽しみにしています。
田坂広志さん曰く、「究極の社会貢献とは社会に貢献できる人財を輩出していくこと」
これからの会社は、とにかく優秀な社員さんを採ったら採ったで逃さないために躍起になるのではなく、自社で活躍した社員さんが他社で活躍し社会に役立っていくことを期待しなければならないのでしょう。
そしてかつて自社で活躍した社員さんは「未来の顧客」になっていく可能性もある。
そんなことを夜の時間も有効に使っている社会人の学生さんとお話して感じました。
おわり