2024年6月4日、2024年度版CDP質問書が公開されました。2024年から、新たに中小企業を対象にした2024CDP SME(CDP中小企業質問書)もスタートしています。大川印刷も、回答に向け動き出しております。
CDP日本語ページにおいても、2024年回答に関する様々な情報を公開しています。
https://japan.cdp.net/
2024年度、CDPが回答要請を出したのは、30,000社以上の企業です。2023年に比べて2倍以上に増えています。CDPに賛同する機関投資家の保有資産額も、2023年の136兆ドルから、2024年は過去最高の142兆ドルに増え、CDP回答を通じての環境データ開示を要求しています。
今年から、SME(中小企業)と公的機関を除くすべての企業が、生物多様性に関する質問の回答対象になります。気候に関する開示に比べ、自然に関する情報開示は遅れていますが、CDPは、「世界のGDPの半分以上は中程度または高度に自然に依存している。生物多様性に関する情報開示は重要である。」と訴えています。CDPの評価は、今後のサステナブルな未来を作る上で、ますます重要視されていくことが予想されます。
中小企業にとっても、2024CDP SME(CDP中小企業質問書)に回答することは、社内での意識改革を進めるとともに、企業価値を高めていくことに繋がっていきます。CDPは回答対象であるプライム企業と取引のあるサプライヤーにも情報開示を求める「CDPサプライチェーンプログラム」を進めており、中小企業であっても取引先からCDPの回答を求められる場合があります。
「取り組みたいけど、どのように進めていったらいいかわからない。」
「回答にあたって、相談できる人がいない。」
などお悩みがございましたら、ぜひ弊社にお声がけください。
一緒に取り組んでいきましょう!
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