こんにちは。スワンパーズの波多野です。自宅の絵本蔵書2000冊の中からセレクトしwith GREEN PRINTINGのギャラリーに並べております。ぜひお立ち寄りの際はお手に取り、声に出して読んでみてくださいね。
オススメは「ペレのあたらしいふく」。ペレは服が小さくなってしまったので、新しく服を作ろうと奔走します。自分の飼っている羊の毛を刈り、近所の人たちの力を借りながら新しい青い服を仕立てます。お礼にとそれぞれの工程にお世話になった方の手伝いをするペレの姿。現代の日本ではリアリティを感じられないですが、生きる上での大切なことを教えてくれます。絵も美しいです。
(ペレのあたらしいふく エルサ・ベスコフ 福音館書店)
オススメもう一冊は「ゆうこのキャベツぼうし」。
ぐりとぐらを描いたやまわきゆりこさんの作品です。
キャベツの帽子をみんなで被ってまあおかしい…「ちょっとぶっ飛んだお話だなぁ。」とは正直な感想です。キャベツをちゃんと食べるところが結びとなっていて、食べ物を粗末にしないところはしっかり抑えています。
(ゆうこのキャベツぼうし やまわき ゆりこ 福音館書店)
その他以下の絵本も置いております!ぜひ楽しんでくださいね。
・はなをくんくん ルース・クラウス 福音館書店 ―春といえばの代表的な絵本!動物たちの躍動する姿と結末がぐっときます。
・だっこし~て だっこし~て 木坂涼作 長野ヒデ子絵 福音館書店―乳児向けの絵本。乳児が繰り返し繰り返し発する言葉にほっこり。変化の多い季節に、しっかり子どもの甘えを聞いてあげようと感じる絵本。
・かえるをのんだととさん 日野 十成 福音館書店 ーザ日本の昔話。絵の素晴らしさで展開のおもしろさが倍増。
・いいことってどんなこと 神沢 利子 作 / 片山 健 絵 福音館書店 ー冬から春にかけての「いいこと」を見つける、ちょっと哲学も感じるお話。片山健さんの絵が秀逸。
・へんなどうつぶ ワンダ・ガアグ 渡辺茂男 瑞雲舎
・はるかぜとぷう 小野かおる 福音館書店
・ぼくはあるいたまっすぐまっすぐ マーガレット・ワイズ・ブラウン ペンギン社
・すてきな三にんぐみ トミー・アンゲラー 偕成社
・たんぽぽ 平山和子 福音館書店