第27回with GREEN PRINTING 上映会&交流会が無事に終了しました。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。今回は、「アニマル ぼくたちと動物のこと」を鑑賞しました。
この映画は、16歳のティーンエイジャーの二人が、この50年で野生生物の50%が絶滅している現実に立ち向かうべく、世界を巡る旅に出るというお話。若い二人の行動が、上映会にご参加された方々の心を動かしたようです。お客様から映画のご感想をたくさんお寄せいただきました。
《映画のご感想》
●とても勇気づけられました。僕も相当若い時に活動を始めたので共感できる部分が沢山ありました。アフリカ何度も行き、野生のゴリラの保護活動もしていたし、これからも野生動物の保護や生態系の維持に尽力したいとと思いました。
●真実を知り考えていく中で2人が成長する姿も感じました。EU加盟国は動物福祉先進国ですが、ウサギ繁殖場はその印象とは違いました。一つ一つの事例に深い問題があるのだと思います。自分が向き合う問題に私も人生と共に向き合い続け少しずつ変化を生み出していきたいと思いました。
●自分自身の生活と映画で見た世界各地で起きている状況とのギャップの大きさに心地悪さを感じた。プラスチックゴミの問題、海洋生物の乱獲、劣悪な飼育環境を与えられている家畜の問題などがあることを頭では分かっていても、どこか人ごとであったと思う。今回の映画を通して、自分の行動の前後を辿れば映画で見た悲しい状況に繋がっていることを思い知らされた。自分の知らない場所で何が起きているのか、目を凝らさなければならないのだと感じた。この熱々の感覚を冷ますことなく、これらの問題を自分事化するには、知識とともに現場を経験する機会の必要性も感じている。
●環境問題に取り組む16歳の少年少女が世界の現状を見聞きする中で学び、思考を深めていく姿が美しかった。
●利権も絡め自然を無尽蔵に消費し、環境を悪化させる事には無頓着な大人が作る世界に人間は必要なのか?と現代の生き方に怒っている主人公達が後半に出会う人々と経験を通して人間も自然と共存する一部になれるんだと気づけた事に、主人公達の将来を期待してしまう気持ちが湧きました。
交流会では、野生生物を守るための啓蒙活動をされている獣医師の方から「ROOTs」の活動についてご紹介いただきました。
「ROOTs」のHPはこちら↓
https://www.roots-wildlife.org/news/20241029
映画とリンクする内容のお話もあり、参加者の方々にとっても、とても刺激となったようです。交流会についてのご感想もいただきましたので、ご紹介させていただきます。
《交流会へのご感想》
●活動紹介の時間をいただき大変ありがとうございました。色々な方とお話できて繋がりが広がりました。映画は答えがないけれど、ポジティブに切り開いていくことの大事さも感じました。
●上映会は、映像も音響も良く、作品の迫力を感じられた。環境問題や生物多様性に関して問題意識を持たれている方々との交流を通して、多種多様なアプローチ方法があることを知ることができた。このご縁を大切にしたい。もっと様々な企業や団体の取り組みについて調べてみようと思う。
●いつも考えさせられる映画のセレクトで今回の「ANIMAL」も、とても良かったです。
今回は動物愛護を題材にした映画だったのにプラスして上映後にRootsと言う、メディアでの動物の取り上げ方の啓蒙活動を行っている団体の方がお話をしてくださり、更に知識が深まりました。
交流会では、皆さん和やかに歓談されていて、初対面同士とは思えないほど。同じ映画に興味・関心があり、同じ映画を見た一体感というのは、すごいものだなぁと感じます。
これからも、皆様をお繋ぎする場として、ぜひwith GREEN PRINTINGの映画上映会&交流会をご活用いただけると嬉しいです。
次回、4月18日(金)の映画上映会&交流会は、「プラスチックの海」を上映いたします。
お申し込みはこちら➛https://peatix.com/event/4260408
ご来場お待ちしております。