「もし私が100歳まで生きるとしたら、そのときは2103年になっています。いま、あなたたちが『未来』について考えるとき、2050年より先のことは考えないでしょう。でも、そのとき私は運がよければ、まだ人生の半分も生きていないことになります。
2078年、私は75歳の誕生日を祝うでしょう。子どもがいれば、その日を一緒に過ごすでしょう。彼らは、あなたたち2018年ごろに生きていた人たちについて尋ねるかもしれません。まだ時間の余裕があるうちに、どうしても何もしなかったの、と。
たったいま、あなたたちのしていること、あるいはしていないことが、私の全生涯と私の子どもや孫たちの人生に影響するのです」
(グレタ・トゥーンベリ 2018年11月24日「TED」トークにて)
菅首相が表明した、「2050年の温室効果ガス実質ゼロ」ははじまりにすぎません。
ここから実現に向けて「どのような道筋を描いていくか」、「30年にはどんな目標を持つべきなのか」、「いまは何をするべきか」。
バックキャスティングで道筋を描いていかなければなりません。
2050年、そのとき、あなたは何歳ですか?
誰が世の中を動かしていますか?
今、23歳のパダワン宮﨑は、30年後、53歳です。
今の自分の両親、そして大川社長と同じ歳です。
グレタも私も、ようやく人生の半分を過ぎたか、そのくらいです。
上の世代がしてきたように、私も自分の子どもや孫と笑って生きていたいです。
これから生まれてくる子供たちに、顔向けできる未来を届けたいです。
だから私にとっては、「環境問題」ではなく「人生問題」です。
これからの10年が勝負です。
ここで、小泉環境大臣が今年に入ってすぐに更新されていたブログを参照します(2020年1月13日)。
「太陽光・風力・地熱など、再生可能エネルギーは、スペースもあり、自然環境が豊かな地方の方が作りやすい、でも需要は圧倒的に人口が多い首都圏に集中している。
そこで生まれたのが、横浜市という再エネの消費地と東北12市町村という再エネの生産地の補完関係です。
脱炭素に先進的に取り組んでいる横浜市では、昨年2月に、東北の12市町村と『再生可能エネルギーに関する連携協定』を締結し、9月の第一弾で6社、年末12月27日の第二弾では9社、青森県横浜町の再生可能エネルギーを横浜市内の事業者15社が使い始めています。
この横浜モデルを全国に展開できれば、特に首都圏はゼロカーボンの実現がしやすくなる。(中略)
脱炭素社会・持続可能な社会の実現に向けて、再生可能エネルギーは重要なキーワードです。今回紹介した『横浜モデル』のような展開を更に後押しして、再エネの主力電源化を確実に進めていきます」
弊社は、ここで言及されている「横横連携」の第一弾です。
再生可能エネルギー100%のCO2ゼロ印刷を展開しております。
菅首相が2050年ゼロを表明した今こそ、環境印刷で刷ろうぜ。