コロナ対策を繰り返し協議した上での開催
内閣府 沖縄型中核人材育成事業県外視察が2日間に分けて開催された。
弊社の他に椿山荘さん、太陽住建さんにも視察に行かれた。
前に何度も打ち合わせをしてコロナ対策をとった上での開催になった。
ホテル業、旅行代理店など、観光関係のお仕事の方が多いこともあり、逆に「どのような対策を取ればお客様が安心できるのか?」を自分たちが実感する勉強も兼ねていた。
そのため人数に制限を設け、最大40名弱入れる室内は半分の20名程度に制限、出かける前、入館前の体温測定と記録、見学はフェイスシールド付きなどなど、対応を行った。
1日目はカーボンフリーコンサルティングの池田陸郎さん、そして2日目は協同促進社の平井雅さんにファシリテーターに入ってもらいつつ、従業員さんとの掛け合い付きの講演。
失敗を重ねたからこそ見えてくるもの
謙虚さに欠ける内容は嫌われるのでは?と、今まであまりお伝えしていなかったことだが、今後SDGsが社会でもっと推進されることが重要と考え、少しずつ大事な部分をお伝えしていきたいと思う。
私の講演が多くのSDGsの講演と異なるのは、「失敗を重ねて辿り着いた仕組み」というところだと思う。実践し、失敗を重ねて来たからこそ見えてくるものがある。
言い換えれば失敗して苦労しないと見えてこないものがある、ということ。
「良い話」が経営に役立つとは限らない
思えばたくさんの失敗を重ねてきた。今回もその事例もお話させて頂いた。
経営者の方であれば特におわかり頂けると思うが、セミナーなどで「良い話」を聴いて、「よっしゃー!ウチの会社もやってみよう!」と思ってやってみるも、全く自社ではうまくできない、進まないといった経験がおありなのではないか?、私自身がそれを繰り返していて悩んでいたがある時気が付いた。
それは「良い話」は文字通り「いい話」であって、その裏にある苦労はなかなか伝わらないし見えてこない。でもそういう話が聞き手には喜ばれるのも仕方ない。聞き手にとっては満足度は高いからだ。ただし「話を聴いた時点では」という条件付きだが。また、これまた仕方ないことだが、コンサルタントの方の話は「また聞き」か顧問先の話であって、経営者の話ではない。聴いていてワクワクするし希望も湧くのだが、その苦労を理解せずに自社に持ち帰えるので、同じようにはできないのだ。
さらに決定的に錯覚を起こしてしまうのが、従業員さんのことを忘れていることだ。「死角」のようでもある。見えてきた光に希望を感じ、その光に向かっていこうとするのだが、肝心の自社の従業員さんがその光の死角に入っていることに気づかない。そういう私も同じだった。
「他人事」を「自分事」に。自分のやりたいことと仕事をつなげる「従業員ボトムアップ型SDGs経営計画」
従業員さん参加のボトムアップ型経営計画の策定は今から9年前、2011年から取り組んでいる。当時はCSRを主軸に行ってきたものが2017年からSDGsの17のゴールによる分類を行った上で計画を立てている。
人はとかく自部門以外の課題には関心を持ちにくいもの。ましてや会社の課題や、地域社会、そして世界の課題など遠い話になりがちだ。それを変えていくのが「従業員ボトムアップ型SDGs経営計画」だ。
以上のような失敗の積み重ねから生まれた取り組みを紹介させて頂きながら、今回は従業員さんにも話をはさんでもらう形式に。このことにより、理念や目的の一致、経営者と従業員さんとの協力体制が明らかになった。
パートタイマーから正社員になった社員さんのコメントに、注目が集まっていた。
二日間それぞれ案内する人を変える、そして質疑応答も1日目は管理職と30代の社員さん、2日目は20代の社員さんも加えるなど、変化を加えていたのも良かったと思う。
最後は人
毎回見学等ではアンケートをとっているが、二日間それぞれ案内してくれた社員さんに良い感想が集中するなど、それぞれの個性に対して参加者の方々が好印象を持ってくださったことがわかり、うれしく思った。
会社をどんなに良く見せようとしても外見だけでは限界があるのは当たり前のことなのに、世の中には「イメージ」が氾濫している。本当の会社の良し悪しを決めるのは「人」。最後は人なのだと思う。そして「イメージ」はあくまでも「想像」に過ぎない。結果を出すのは行動だ。
おわり
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使い方は様々
お客様の声より
・会社のお客様との打ち合わせテーブル1冊置いておくと話題になるのはもちろん。具体的な話をするきっかけになっている。
・ネジを外してバラバラにして社内のワークショップで使用している。
・印刷会社やデザイン会社で使っている「色見本帳」のよう。カバンの中にも入るので時折見るようにしている。
・ターゲットは169もあって、見るのも大変だと思っていた。でもこれならかわいらしく入りやすい。
・SDGsの研修を行う会社だが、研修に一冊あるだけで受講生の反応が違う。
その他、活用方法は色々です。
是非手に取って見てください。
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フジテレビ「フューチャーランナーズ~17の未来~」に取り上げられました。
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