第4回 SDGs提案グランプリ決勝
第二位いただきました!

2021.03.24

3月14日の第4回SDGs提案グランプリ決勝に大川ガールズとして参加させて頂き、FSCの認証マーク普及のための提案を発表させて頂きました。
グランプリは視聴者による投票で決められ、大川ガールズは惜しくも2位でした!
ここで少し大川ガールズが提案したFSCお化け屋敷の概要をご紹介させて頂きます。

私たちはFSC認証の普及のために「FSCお化け屋敷」を提案させて頂きました。

多くの人がFSCのマークを見たことがある、もしくは聞いたことがあるかもしれませんが、取り組みの内容や意味を、しっかりと知っている方は少ないかもしれません。

そこで私たちは、FSCマークの再解釈である子どもが布団を被っておばけの真似をしているというものから、FSCデビルとFSCエンジェルというキャラクターを作りました。

一番最初にFSCデビルから挑戦状という形で未来を取り戻すためにFSCエンジェルを探す、つまり問題に正解するように呼びかけます。

お化け屋敷から脱出するためにはFSC認証や、環境や社会に優しいマーク、社会問題に関連するいくつもの問題を解かなければいけません。

その問題に正解すれば、その道の先にFSCエンジェルがいて、次の謎が書いてあるチェックポイントにつながっていますが、間違えると行き止まりの道となっており、その先にはFSCデビルがいるという仕掛けです。
そして、このお化け屋敷は大きく分けて3つのエリアから成っています。
1つ目はFSCデビルから挑戦状を言い渡すエリア
2つ目は環境問題が深刻化して汚れてしまった世界のエリア
3つ目は社会問題を解決する選択肢を選んでいくことで開かれるきれいな世界のエリアの3つのエリアです。

問題の内容は森林伐採、大気汚染、食料不足、生物絶滅、疫病蔓延、先住民の人権、地球温暖化の8つです。
これらは森林を伐採しすぎることで起こる問題になっています。

これらの問題を文字をたくさん書いて出題するのではなく、視覚的にわかりやすいようにして、勉強しているという意識を抱かせることなく、楽しみながら、社会問題解決のための選択肢を選んでゴールまでたどり着くという仕掛けになっています。

対象年齢は20代までの若い世代とその家族です。そのため、小さい子だけでなく、大人世代も内装のみでも楽しめるようにします。具体的な内装のイメージはこちらです。

左の二枚は挑戦状を紹介するエリアのイメージで、真ん中の二枚が環境問題が深刻化して汚れてしまった世界。左二枚と次のページ四枚がチェックポイントで提示する問題と対応していており、社会問題を解決する選択肢を選んだことで開けたきれいな世界にこれらをちりばめたような内装にできたらいいなと思います。

汚れた世界以外の2つのエリアは映えを意識した空間にしますが、汚れた世界の部分はお化け屋敷らしさを追求し、すこし怖さもあるようにします。

また、スタンプラリーや暗号あつめのような仕掛けをし、チェックポイントでちゃんと問題に取り組むと、最後にFSCのことが書いてある絵本やノートや、ポストカード、メモ帳などちょっとした景品をプレゼントできたらいいなと思います。

お化け屋敷を楽しんだという記憶だけでなく、SFCお化け屋敷のことを思い出せて、他の人にも紹介できるような景品参加者の手元に残るというのがポイントだと思います。

またこの残るものが、日常生活の中で受け取った人がどれだけ使ってくれるかということも重要だと考えます。

なぜなら使ってくれる機会がつまりFSCお化け屋敷を思い出させる機会、そしてFSC認証やSDGs、環境問題について考える機会になるからです。

ここからは細かい話になりますが、お化け屋敷の装置にはFSC認証の素材などを使い、環境問題が深刻化して汚れてしまった世界には廃材など捨てられる予定の物を使います。そうすることでSDGsに貢献するFSCお化け屋敷にすることができます。

もう少しで緊急事態宣言終わり、みんな遊びに行きたい欲がたまってると思います!
でもどこかに行きたいけど、行き先に迷っている方も多いのではないでしょうか?

そこでオンラインではなく実際に入って遊べるお化け屋敷を提案します!!

*持続可能性*
・入場料を取る
・エシカルテーマパークを作る
→お化け屋敷は内容を知ってしまうと、2度目3度目はどんどん面白さが減ってしまいます。
そこで廃棄物工作、廃棄物縁日、などを組み込んだテーマパークにすることで、1度だけでなく、何度も足を運んでもらえるようにするのがいいと思います。

何度も足を運んでいただくことで、その回数だけSDGsやFSC認証について考えるきっかけになります。

エアー遊具などを置けば小さい子のいる家庭にとっては休みの日に家族で過ごせて、思い出も作れるよいスペースになりそうです。

そこに発表スペースがあれば、イベントを定期的に開催し、みんなでSDGsに関する提案や取り組みを来場者を巻き込んで行えますし、そのテーマパークで行うべきアクションなどを募集し、良いものは実行するなどしていくのも良いと思います。

また、環境について学べるスペースがあれば、子供たちにとって遊びだけでなく、学びのスペースと化します!

テーマパークが成功すれば、そこに募金箱を設置して、SDGsのための投資や、社会問題を解決するための資金にできますし、お金だけでなく、いらなくなったもの(服やランドセルなど)を発展途上国に送るなど、一見大変で難しそうなSDGsのアクションをより身近に簡単に行える拠点となればよいと思います。

*SDGs貢献度*
・お化け屋敷の内装にFSC認証の素材を使うことができれば、環境のための消費の選択を行っていることになるので、12のつくる責任つかう責任を達成できます。

・お化け屋敷やテーマパークを太陽光発電などの再エネで動かせたらSDGsの17個の項目のうち7のエネルギーをみんなにそしてクリーンにを達成できます。

・一番の意味でもある、来場者にSDGsやFSCなど環境や社会問題について考えるきっかけを作るということが、後々の来場者の行動を変え、来場者一人一人の変化は小さいかもしれませんが、それが塵積って山となれば大きな変化をもたらし、大きなSDGsへの貢献をもたらすと考えます。

*成功のカギ*
そもそもFSCお化け屋敷を作るのはFSC認証やSDGsへの取り組みを広めるためなので、注目を集めることが成功のカギであり、キャッチ―さや、インパクト、面白いと感じてもらえるかが重要だと考えます。

本番の発表時間は4分間という短い時間だったので、概要説明だけになってしまいました。
(このブログではしっかり詳細まで書かせていただいています!)
そのため視聴者さんに対して、SDGsグランプリの評価基準であるSDGs貢献度、実現可能性、実現可能性の3つを十分伝えきれなかったと悔しく感じています。

FSCは森林を守るマークですが、そのマークの形からお化け屋敷を作ろう!という発想はなかなか斬新なアイデアで、想像するだけでわくわくします!規模や形は変わったとしても是非実現させたいです!

(文責  神田)

当日は参加ができなかったのですが、ともに企画や資料作りを行った、他のインターンシップ生の仲間からもコメントを頂いたのでご紹介させていただきます!

最初にFSCと聞いたときに「名前は聞いたことあるし、マークも見たことはあるけど、なんかいいってことしか分からない、、」という状況でした。
たくさんの認証マークを目にする機会が増えましたが、それが何を表しているのか分からない、そもそもそんな認証があることを知らないという人が多いのではないでしょうか。
「FSCお化け屋敷」のようにとっつきにくさのある認証を分かりやすく、親しみやすく、楽しんで学べる機会があったらいいなと思います。
提案の中のFSCをモチーフにしたキャラクター、とくにFSCデビルがとっても好きなんです。
(この悪そうな顔がたまらないです笑)この素敵なキャラクター達がFSCをもっと知ってもらえるきっかけになったらいいなと思います!(文責  太田)

インターン生の中田です。
企画の案出しとプレゼン準備に関わらせていただきました。
「全く興味のない人に、どうやって自分達の活動を伝えるのか?」という悩みは、どんな活動にも共通のものだと思います。
私自身、「べき論だけでは惹かれないよ」「楽しくなければやりたいと思わない」といった言葉を向けられる経験がありました。
理想の実現に向けた然るべき道筋と、興味のきっかけとなるような小さなアイデアの両方が、私たちには必要です。
切実な理想を共有し、意思を持って自らの言動を決定できるのも人間であり、目の前の面白さに惹かれ、楽しみたいと望むのも人間なのです。
どちらかの感情が、どちらかを疎かにしてしまうことも多々あります。
しかし、本当はどちらもあるものが一番輝くはずで、そんな世界であってほしいはずです。
大きな理想と小さなわくわく、どちらも欠けさせないための工夫を、私たちはこれからもしていかなくてはいけません。
そんなことを痛感した機会になりました。(文責  中田)

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持続可能な社会の実現をめざして活動しています。
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