IIHOE(アイアイエイチオーイー)
人と組織と地球のための国際研究所 代表 川北秀人 様
川北秀人:
1964 年大阪生まれ。94 年にIIHOE 設立。NPO や社会責任志向の企業のマネジメント、市民・事業者・行政など が総力を挙げて地域を守り抜く協働・総働の基盤づくり、企業のみならず、NPO や自治体における社会責任(CSR・ NSR・LGSR)への取り組み推進を支援している。
第三者意見
当意見は、本報告書および同社のウェブサイトの記載内容に基づいて執筆しています。同社のCSRへの取り組みは、ISO26000に準拠しつつ、SDGsを経営計画に織り込み、環境負荷の削減や地域社会貢献活動を中心に意欲的に進められており、他社のモデルとなる水準にあると言えます。
[高く評価すべき点]
[改善努力を求めたい点]
・重要なステークホルダーである従業員について、海外からの難民の方の採用といった先駆的な取り組みが進められた半面、安全衛生や労働時間管理、育児・介護への短時間勤務などの支援制度をはじめとする従業員の働き続けやすさの向上に資する取り組みについても、施策・実績がデータとともに開示されることに、引き続き強く期待します。
・CSR への取り組みに関する情報開示について、ISO26000に準拠した「基本的な考え方」を示し、個々の取り組みを詳しく紹介していることを評価しつつ、自ら掲げた「迅速かつ適切な情報開示」という観点からは、より早期に発行されることを、引き続き期待します。
第三者意見をうけて
CSR レポート 2020では、2019 年度(2019 年 4 月~2020 年 3 月)の活動を、限られた紙面ではありますが、 できる限り具体的に紹介させて頂きました。 今回、全従業員さんで取り組んで参りました脱炭素に向けた行動、そして「SDGs 経営計画」に代表される社内各 プロジェクトチームの活動全般に対し、高くご評価いただけたことを光栄に存じます。
しかしながらその一方でまだ改善すべき点、そして更に繰り返しご指摘頂いている改善点がございましたことを反省すると共に、ご指摘いただきました点について以下のように改善して参ります。
重要なステークホルダーである従業員さんについての安全衛生、労働時間管理に関しましては 2020 年度新たなプロジェクトチームとして「働き方改革で人生も社会も豊かにしちゃうぞプロジェクト」を発足させました。そこで 従業員さんの働き方や働きがいの改善につながる取り組みを開始しました。 また育児・介護への短時間勤務の制度は総務部を中心に 検討開始しました。
「迅速かつ適切な情報開示」に関する改善としましては、社内共有カレンダーによるスケジュール管理を行ってきましたが不十分であったと反省し、担当者とは別に、スケジュール 管理者を設置して進めるように改善いたします。どうぞ 宜しくお願いします。
株式会社大川印刷
代表取締役社長 大川哲郎
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