大川印刷では就活応援企画として、各部門の従業員のインタビューをシリーズでお送りしております。
6人目は、今年よりパートから正社員になり、2018年から立ち上がった品質保証部で働く草間綾さんに大川印刷の新たな部署の最前線について話していただきました。
―まずは1日の仕事の流れを教えてください。
草間さん:朝礼後、環境整備、その後は主に
・製品の出荷可否判定(製品、試験成績書、納品書、製造記録書のチェック)
・印刷の刷り出しマスター承認および中間検査
・トップスターによる照合・検査の立ち会い
・検査カメラ結果の分析、不良率の算出
そのほか、毎日ではありませんが、改善情報発生時の対応、お客さまによる当社査察時の対応など、品質に関わる様々な仕事をしています。
―仕事をする中でやりがいを感じたことは何でしょうか。
草間さん:毎日新しい事柄にふれることが多いので、やりがいを感じて日々仕事をさせて頂いています。具体的な例としては、品質保証部として、初めてお客さまの査察に対応した際に、過去の査察時の要望事項にちゃんと対応しているかなどの他部門への確認や、工場内の清掃状態の確認と対策など、様々な準備が必要でしたが、お客さまに「以前の査察時よりも工場内がきれいになっていますね」とお声をかけていただけて、とても嬉しかったですし、仕事へのやりがいを実感することができました。
―逆に仕事で大変だったこと、つらかったこと、失敗したことは何でしょうか。
草間さん:お客さまからの改善依頼は、突然舞い込んでくるのでスピードが大事な場合が多いですが、なかなかうまく報告書を作成することができず、時間がかかってしまった経験があります。そんなときは率直に悔しいですね。もっと次はちゃんとやりたいな、と自分を奮い立たせています。
―今、会社で働く中でモチベーションになっていることは何ですか?
草間さん:直属の上司である福与リーダーからの技術伝承です。
印刷物の刷りだし確認をするときなど、「この現象がどうして起きているのか?どういうポイントで確認をするか?」福与リーダーからのわかりやすく納得できる説明に目から鱗の日々で、培われてきた経験の大きさを感じています。まだまだ時間はかかってしまいますが、貪欲に、技術を盗んでいきたいです。
―社内の雰囲気や上司や部署間との関係性はどうですか?
草間さん:社内には10代から70代の幅広い世代の方々が働いていますが、みんなざっくばらん話せる楽しくあたたかい雰囲気です。お昼休みに食堂で昼食をとりながらのおしゃべりは、ホッとするひと時です。
―自社の強みは何だと思いますか?
草間さん:ノンVOCインキ、FSC®、SDGsなど環境に特化した活動に積極的に取り組んでいることです。環境にやさしい印刷・印刷環境を追及することで、逆にお客さまから当社をご指名いただけることもあり、社長の積極的な講演活動など、会社をアピールすることにも長けていると感じます。
―会社では今後どんなことをしたいと考えていますか?
草間さん:まだはじまったばかりの品質保証部の足元をコツコツ固めるためにも、自分の知らない分野や、勉強不足な点を積極的にうめていきたいです。
―会社や進路選びをするにあたって大事にしていたことは何ですか?
草間さん:6年前にパートとして大川印刷に入社しました。7年間専業主婦をしていたので、働くのは久しぶりで初めて会社にきたときは本当にドキドキしていたのですが、総務の木村さんがとても親切丁寧に対応して下さったので、直感的に、「いい会社だなぁ、この会社にぜひ入りたいなぁ」と感じたことが強く印象に残っています。
実際初めて訪れた時の会社の第一印象は、会社を選ぶ上で、とても大事なポイントでした。
―最終的に大川印刷への入社を決めた理由は何ですか?
草間さん:2018年1月から社員として採用して頂きました。自分のやる気さえあれば、いろんなことに挑戦させてもらえる環境は、とてもありがたいですし、パートから社員への希望を叶えていただけて会社に感謝しています。
―入社前と後で変わったこと、成長したことは何でしょうか?
草間さん:6年間パートとして検品室でお仕事に従事させて頂き、今回新たに品質保証部に配属になったことで、より一層責任が重くなった分、挑戦する幅も広がったと感じています。また、検品室のお仕事を客観的にみる立場になったことで、あらためて検品室の仕事のクオリティの高さを実感し、すごいなぁと感じています。
―大川印刷で活躍する人の共通点は何だと思いますか?
草間さん:自分から積極的に動ける人でしょうか。
積極的に動いたことでいい流れが仕事に直結している様を拝見すると、とてもキラキラしていて、まぶしいなぁと感じます。
―仕事が終わった後、休日の過ごし方について教えてください。
草間さん:中学1年生の娘と、小学4年生の息子の2児の母です。仕事が終わった後、家に帰宅しても、すぐには座らず、家事をこなしながら、一日の出来事を子どもたちと話すのが日課です(座ったら寝てしまうので…苦笑)
休日は、息子の所属している野球チームの手伝いに丸一日駆り出されます。野球のアナウンスやスコアも母の仕事のひとつなので勉強中です。
―プライベートと仕事を両立させるための秘訣を教えてください。
草間さん:家族への感謝の気持ちを忘れないことです。
家族に仕事をさせてもらっている立場なので、一緒にいる時間は、できるだけ精一杯家族のために過ごしたいです。
―あなたにとって一言で大川印刷の魅力は何でしょうか?
草間さん:「誰ひとり、取り残さない。」ところです。
パートも社員も、分け隔てなく、同じようにチャンスをもらうことができます。志があれば、いろんな可能性が広がる会社です。
お話を聞いていて、1月から新しく正社員となり、さらに新たな部署で活躍する草間さんの仕事へのガッツさは若い従業員や女性従業員の心の支えになっているのではないかと感じました。
大川印刷では本業を通じた社会・地域貢献を一緒にしていく仲間を募集しています。
毎週水曜日にはオープンファクトリーも実施しています。環境・社会問題、ものづくりに興味ある方はぜひお問い合わせください!
Interviewer&Editor:泉 光太郎
Photo:今井 俊志