今年も「ピースクエスト2018春夏」に参加させて頂いた。
このイベントは「生活の木」の重永社長率いる社会貢献バンド「XQ’s」が夏と冬の年2回、チャリティーコンサートを開催。主に夏はガーナ支援として、冬はスリランカ支援として毎回違ったテーマで開催している。トップの写真右が重永社長
ボーカルのPEKOさん他、ドラムは横浜ビール社長太田さん、エレクトリックアコースティックの井手さん、キーボードの入木さんなど、社長たちも多い。
それにしてもなんて恵まれているのだろうか。
ギターをやっていたために、自分の好きなことをやりながら、SDGsに掲げられた目標に関係する国際貢献にも携わることができる。
もちろん「にわか貢献に過ぎない」と手厳しいご意見もあるだろう。
がしかし、この活動も10年を経過している。(私は5年ほど)
小さなことでも長く続けることはとても大切だ。
多額の社会貢献投資も重要だろうが、それが継続するかどうかは別の話だ。
持続可能な支援や協力といった面では、小さくても長く続けられる協力とその関係性というのは互いにとって決して悪いものではない。信頼を構築するうえではむしろ極めて重要だ
ところで、最近SDGsに関するご質問を頂くことが多くなった。でも、私には答えるのに難しい質問も少なくない。
例えば「CSRとSDGsとをどのように関連付けたらよいのか?」とか、「採算の基準をどのように設けているのか?」等々
正直、頭で色々試行錯誤してやっていることはそれほど多くない。
音楽同様、要するに感じることが大事なのだ。
CSRもSDGsも本業にどのようにつながっていくのかを「聴き分ける耳」「嗅ぎ分ける嗅覚」「見分ける目」が必要なのだと思う。その際、自分の不自由な目や耳を助けてくれるのが、その分野に精通したNPOやNGOだ。
でもそれら取り組みに「心」が入っていないと何にもならない。
心のこもった音楽が人の心に響くように、心のこもった取り組み、仕事でなければ、真に人々の心に響くことはないのだ。
おわり