横浜市立大学のエクステンション講座がおもしろい。
この講座は横浜市立大学主催、横浜市地球温暖化対策統括本部共催
今回のシリーズは「持続可能な脱炭素社会を目指す、企業ブランドの挑戦。」と題し、前回はIKEAさん。
そして今回はアディダスさんだ。
トップの写真は廃棄されたプラスティックから再生された繊維を使って作られた「パーレイ」というシリーズ。世界では大きな話題となっている。このシューズ1足につき、およそ11本分のペットボトルがゴミとして海に流れ込むことを防いでいることになるという。
以下はメモなので不正確な点もあることをお断りしておく。
ノーダイコレクションは染色しない素材のままのウェアシリーズ
環境負荷軽減とビジネスを両立させる。そのため新素材や新エネルギーに関しても余念がない。
日本では年間9万トンの古着が埋め立てられている。
地球の70%の水のうち飲み水は1%(!)
→本当かなと思って調べてみた➡国土交通省 水資源
1km走ると1ドル寄付をするという「Run for the Ocean」
1キロ走るごとに1ドルを PARLEY OCEAN PLASTIC PROGRAMに寄付。ランニングを通して海洋プラスチック汚染に歯止めをかける。
世界中のランナーが走っている。
ランニング総距離が100万キロに達すると、アディダスがPARLEY OCEAN PLASTIC PROGRAMに100万米ドルを寄付するというもの。
製品が買ってもらえるようになるのはサステナブル+αが必要。それは「カッコよさ」であったり、「心地よさ」であったり。
2016年「パーレイ」発売
2017年「パーレイ」100満足達成
2022年 バージンポリエステルの使用をゼロに
Creating The New 3C
Collaboration
Confidence…自信をもって仕事をする
Creative
ちなみにパーレイシリーズは標準的な製品でも2万円を超える。通常のシューズの大体1.3倍の価格とのことだ。
それでもパーレイをリリースした時、アディダス 社始まって以来の記録的なwebアクセス数を記録したという。
海外での売れ行きを好調だが、日本ではまだ今ひとつのようだ。広報に力を入れるとおっしゃっていた。
モルディブ沖で回収されたプラスティック。それがこんなに美しいシューズになるとは!
・・・と、その夜ネットでセール品を見つけ購入したのであった。
おわり
プラスティックを使わずFSCの紙のリングを使ったセパレートエコカレンダー
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