今年最後の読書会「開花の集い」が行われた。
市川覚峯著
この本は著者が長年のコンサルティングの中で直接あるいは間接的に出会った経営者の言葉を集め、開設したもの。
若い経営者には刺激的な言葉の数々、私のような年代の経営者にとっても、いろんなことを考えさせられる内容となっている。
「素直な心になりましょう。素直な心はあなたを強く聡明にします。」松下幸之助
大自然と触れ合うことによって、素直な心も育まれるという考え方は、若い頃わからなかったことだと感じた。
「我が社では創業以来、一貫して”創業元年”」バンダイ 元社長 山科直治
「企業は、経営者の器以上に大きくならない。だから、自分の成長がとまったら、軽蔑されて当然だ。器をどのように大きくしていくか、よくよく考えていく必要がある。」ユニ・チャーム 創業者 高原慶一朗
「我に艱難を与えたまえ」艱難こそが不断の人間成長を促す。経団連元会長 土光敏夫
「企業家精神にあふれる社員がいっぱいいる会社は伸びる。企業家精神とは何かひらたく言えば、自分の会社を”自分の会社”と思えることだ。」東天紅 創始者 小泉一兵衛
似たような話だが、弊社では会話の中で自社を「この会社」と呼ぶのをやめてもらっている。「この会社」と言っている限り、自分事にはならないと思うからだ。だから『ウチの会社』と言えるようになろう」と言っている。
多くのことから学んだ経営者のコトバ、身に沁みます。
おわり
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