静岡県主催、「SDGs実践セミナー」が開催された。
定員140名のところ、160名近くの方が集まり、椅子を増設しての開催となった。
関心の高さがうかがい知れる。
こちらが広報用のチラシ
慶応義塾大学大学院の蟹江憲史教授の基調講演「SDGsの本質と実現へ向けたアクション」
印象的だった蟹江先生の視点の数々
SDGsに取り組む意義・・・「持続不可能な活動に対抗するための『外圧』として利用できる」
SDGs実現への行動を進める発想・・・SDGsは2030年の世界のカタチ~現状とのギャップこそがビジネスチャンス
SDGsに取り組む「鍵」・・・SDGsは今までと異なる発想を必要とする
その3つの鍵
1.未来から考えること
2.総合的に考えること
3.多様な発想力を活かすこと
多様な発想力の活用にまず生かさなければならないのは、自分の発想力の他に、従業員さんの発想力、そしてパートナーの発想力が重要になると感じた。
そのためにもパートナー企業はもちろんのこと、NPOやNGOとのパートナーシップも重要になる。
そして日野市 地域戦略室の中平健二朗氏の発表「SDGs官民パートナーシップで共創する地域の”未来”」
日野市さんの事例発表ではもともと、外資系企業から声掛けがあって始められた取り組みとのことだったが、動きは正に横浜で行われている「リビングラボ」の取り組みと合致する点が多々あると感じた。
外資系企業や大企業も、地域の課題解決においては地元中小企業やNPOなど様々なステークホルダーとの協働が必要になる。言い換えれば地域課題を大企業はなかなか感じ取れずにいるとも言える。
そして大川印刷の事例発表「中小企業だからこそできる!経営にSDGsを実装する『SDGs経営計画』」
主にこれからSDGsに取り組まれようとしている中小企業の方々に向け、中小企業だからこそできるSDGsや、中小企業だからこそ取り組むことによって得られるメリットについて、かいつまんで発表させて頂いた。
続く「こまちぷらす」さんは弊社と同じ戸塚区を中心に活動するNPO。
地域における活動紹介から商品開発、そしてSDGsに取り組むことによって見えてきた地域のママさんたちの意識の変化やその効果について発表されていた。
なお、当日の講演資料などは以下のウェブサイトで公開されている。
ご関心ある方はこちらに→SDGs実践セミナー
おわり
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テレビ神奈川「神奈川ビジネスUp To Date~大川印刷」